peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

ヘデラ・ヘリックス/セイヨウキヅタ(西洋木蔦)

2009年03月06日 | Weblog
一関市川崎町のヘデラ・ヘリックス
/セイヨウキヅタ(西洋木蔦) 2009年3月6日





2009年3月6日(木)、一関市立川崎生涯学習ステーション
(川崎町薄衣字諏訪前7-1、川崎町公民館・川崎図書館併設)
の西側に植えられているヘデラ・ヘリックス(西洋木蔦)
葉を茂らせていました。





ヘデラ・ヘリックス(西洋木蔦)
ウコギ科 ヘデラ(キヅタ)属 Hedera helix
和名はセイヨウキヅタ(西洋木蔦)
イングリッシュ・アイビーEnglish ivyともいい、
ヨーロッパでは、高さ10m以上の巨木がよく見
かけられるという。
ヨーロッパ、北アフリカ、西アジア(地中海性
気候区)原産の常緑のつる性木本。日本には明治
の終りに入り、室内観賞用のほか、庭や公園など
に広く植えられている。葉に斑や覆輪が入ったも
のなど、園芸品種が非常に多く、500種以上あると
いわれており、日本でもいろいろな品種が栽培さ
れている。
ヘデラ・ヘリックスの品種:リップル、エバcv.Eva、
ミントコリブリスターライト、コリブリ、ミニフェロン、
ゴールデンチャイルド、ナターシャ、ピッツバーグ
cv.Pittsburgh、ゴールドハートcv.Goldheart、
カリフォルニアゴールド、ゲルチュードストラウス

など。
葉は互生し、幼葉は長さ3~12㎝の菱形状卵形で浅く3
~5つに切れ込む。成葉は楕円形から卵形である。
花期は10月。
葉が大形のカナリーキヅタH.canariensisもよく
植えられている。
ヘデラ(キヅタ)属 Hederaは、ヨーロッパ、北アフリカ、
西アジアに8種類ほど分布する常緑のつる性木本。
日本にも1種2変種が自生するとのこと。葉は互生し、
成木の葉は楕円形から広披針形となり、切れ込みが
なくなる。耐寒性、耐陰性ともに強く、グラウンド
カバーによく利用され、また鉢物用としてヘリックス種
には多くの園芸品種が作られている。
[管理]耐寒性が強く、零下になっても大丈夫とのこと。
強剪定もできる。病害虫の心配は少ないが、カイガ
ラムシを防除する。挿し木で殖やすが、春と秋が適期。

ヒイラギナンテン(柊南天)/トウナンテン(唐南天)

2009年03月06日 | Weblog
一関市川崎町のヒイラギナンテン(柊南天)
/トウナンテン(唐南天) 2009年3月6日







2009年3月5日(木)、一関市立川崎生涯学習ステーション
(川崎町薄衣字諏訪前7-1、公民館や図書館併設)の前庭
に植えられているヒイラギナンテン(柊南天)/トウナンテン
(唐南天)
が、美しく紅葉していました。








一関市街地のヒイラギナンテン(柊南天)
/トウナンテン(唐南天) 2006年3月26日


2006年3月26日(日)、北上川学習交流館「あいぽーと」
主催の「第4回・四季を通してのウォーキング」に参加し
ました。9:30~12:00の予定で、「あいぽーと」~東大
橋~新しい磐井病院・南光病院~東工業団地~「あいど
ーむ(太陽熱発電施設がある)」間約9kmを歩きました。
帰り道で、民家の庭でヒイラギナンテン(柊南天)/
トウナンテン(唐南天)
が花が咲かせていている
のを見つけました。










ヒイラギナンテン(柊南天)/トウナンテン(唐南天)
メギ科 ヒイラギナンテン属
Mahonia japonica
ヒマラヤ、中国、台湾原産の常緑低木で、公園や庭に
よく植えられている。日本には天和~貞享年間(1681
~1688)に渡来したといわれる。樹高は1~3m程度で、
まばらに枝分かれする。樹皮はコルク質で、材は黄色。
葉は奇数羽状複葉(長さ30~40cm)で、茎の先に集まっ
て互生する。葉柄の基部はさや状になって茎を抱く。
小葉は5~9対あり、厚い革質で光沢があり、長さ4~10
cmの卵状披針形。先は針状に鋭く尖り、ふちには粗い鋸
歯があり、鋸歯の先は針状に尖る。頂小葉以外は無柄。
寒くなると葉が美しく色づく。

花期は3~4月、複葉が互生している枝先(茎の先)に
長さ10~15cmほどの総状花序が垂れ下がってつき、小さ
い黄色の花が多数開く。花弁は6枚で先は2裂する。雄し
べは6個。雌しべは1個。萼片は9個。萼片も黄色なので
全部花弁のように見える。
果実は長さ約7mmのほぼ楕円形で、9~10月に白い粉を
かぶって黒紫色に熟す。種子は少数。

和名は照りのある小葉がヒイラギ(柊)に似ていてナン
テン(南天)に近い仲間であることによる。
別名:トウナンテン(唐南天)