peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

中国原産の黄色い椿「金花茶(きんかちゃ)」 2009年3月11日

2009年03月11日 | Weblog
世界の椿館・碁石の中国原産の椿
「金花茶(きんかちゃ)」 2009年3月11日









2009年3月11日(水)、世界の椿館・碁石(大船渡市末崎町
字大浜280番地1)に行きました。大温室内「交流広場」の
「お手洗い」の出入り口の所に、大きな植木鉢に植えられ
中国原産の黄色い椿「金花茶(きんかちゃ)」
が花を咲かせていました。






金花茶(きんかちゃ)ツバキ科 ツバキ(カメリア)属
Camellia chrysantha
中国南部原産の常緑小高木。原産地では高さ5mほどにも
なるとのこと。あまり枝分かれせず、枝つきは粗い。葉は
互生し、細長くて長さ10~15㎝、厚くて硬く革質で艶があ
る。葉脈は窪んではっきりわかる。

11~3月頃(世界の椿館・碁石では2~3月)、1年枝の枝
先を主にして、上部の葉腋に直径5㎝ほどの花を咲かせる。
花弁は一重で艶があり、開ききると外側にいくぶんそり返
る。花弁の色はツバキ属としては珍しい濃い黄色である。
多数の雄ずいは基部で花弁と合着する。花に柄があり、萼
は開花後も残る。

果実は直径3~4㎝の球状の果で、結実すると次の秋に
熟し、割れて大きい種子をこぼす。

成長の様相はヤブツバキやサザンカと変わらない。1年枝
に花芽を作って秋から冬にかけて開花する。冬芽は鎌形に
なる。葉腋から花芽が出る。 分布:中国南部。

中国原産の椿「金花茶(きんかちゃ)」

2009年03月11日 | Weblog
「世界の椿館・碁石」の中国原産の椿
「金花茶(きんかちゃ)」 2008年2月27日







2008年2月28日(木)、”大船渡市末崎町の世界の椿館・碁石で、
珍しい黄色い花を付けたツバキ「金花茶(きんかちゃ)」が咲き、
来場者の目を楽しませている。”と記載された、2月27日(水)付
「岩手日報」を見て、早速行ってきました。
この椿の木は、「珍椿花」コーナーにあることを知っていました
ので、傍に寄ってよく観察しましたが、花は一つも見つかりません
でした。諦めて別の椿花を撮っていたら、2時間後ぐらいに入館して
来た妻が、「別のところにもあるらしい。」と言うので、探したら、
椅子が並べられた「交流広場」の一角(トイレの出入り口付近)に
4m近くもある「金花茶(きんかちゃ)」の木がありました。


名札には「キンカチャ 花期:1~4月、花色:黄色、花形:一重、
筒~ラッパ咲き、産地:広西」と書かれていました。
”金花茶は中国南部が原産で鮮やかな黄色と、つやのある花びらが
特徴。世界13カ国260種のツバキが咲き誇る同館でも、濃い黄
色のツバキはこの種だけという。”(「岩手日報」より)

 岩手日報の記事には、「今のところ咲いているのは先端の一輪だ
けだが、つぼみも膨らみ初めており、三月中旬ごろに満開になる見
通しという。」とありましたが、開き始めたものを含め4輪ほど見
つけることができました。