peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

岩手県指定天然記念物 大船渡の三面椿 2009年3月11日

2009年03月16日 | Weblog
大船渡の岩手県指定天然記念物
「三面椿」 2009年3月11日







2009年3月11日(水)、大船渡市松崎町にある岩手県指定天然記念物
「三面椿」
を見に行きました。日本最大・最古のツバキと書かれていましたが、
花はあまり付いていませんでした。




この石碑の説明事項には、下記の通り記載されていました。
日本最大・最古のツバキです。伝承では、熊野神社の社殿の
東、南、西の三面に椿があったと言われ、「三面椿
と呼ばれています。現在は、この東面のツバキのみが
残っています。種類は、ヤブツバキです。
根元から13本の株に分かれており、そのうち2本が失
われ、太い株跡だけが見られます。株元のまわりは約
8m、高さ約17mで、枝も大きく張り出し、壮大な樹形
をなしています。樹齢はおよそ1400年、ツバキでは
日本最古と言われています。
春先の開花期には、樹木全体に赤い花をつけ壮麗な姿を
見ることができます。平成12年2月 大船渡市教育委員会





 

大船渡の三面椿 岩手県指定天然記念物

2009年03月16日 | Weblog
大船渡の三面椿 岩手県指定天然記念物
 2007年2月27日








2007年2/27(火)、朝から晴れて暖かい日が続いてい
ます。この日は陸前高田市と大船渡市まで行ってきまし
た。
 
大船渡市泊里地区の熊野神社境内にある、樹齢およそ
1,400年、幹囲8m、樹高10mといわれるヤブツバキ(藪椿)
岩手県の天然記念物に指定されています。
かつてこの椿は、境内の東西と南側の三方向に植えら
れていたところから三面椿と呼ばれた一本で、
高緯度地帯に現存するヤブツバキの巨木としては景観以
上の価値を持つといわれています。

大船渡市では、市内いたる所で、自生のヤブツバキが春
を告げる花を咲かせている光景を見ることができます。
また、ツバキは大船渡市のシンボルとして親しまれ、市
では、ツバキをキャッチフレーズとした街づくりを進めて
います。








ヤブツバキ(藪椿)ツバキ科 ツバキ属
 Camellia japonica
日本の代表的な花木の一つで、庭や公園などに広く植え
られている。自生のものは海岸近くの丘陵や山地に生える。
常緑高木で、高さは5~15m。樹皮は灰白色でなめらか。

葉は互生し、長さ5~10cmの楕円形~長楕円形で、厚くて
かたく、縁には細かい鋸歯がある。表面は光沢があり、裏
面は淡緑色。

花期はふつう2~5月。花は紅色で直径5~6cmの杯状で花弁
はあまり開かない。花弁の基部と雄しべの下部はくっつい
ていて、散るときは一緒にポトッと落ちる。
花には蜜が多く、メジロなどがよくやってくるという。

果実は直径5cmほどで、熟すと3つに割れる。種子からは椿
油を採る。ヤマツバキともいう。分布:本州~沖縄。

椿「碁石(ごいし)」 2009年3月11日

2009年03月16日 | Weblog
世界の椿館・碁石の椿「碁石(ごいし)」
 2009年3月11日








2009年3月11日(水)、世界の椿館・碁石(大船渡市末崎町
字大浜280番地1)の「郷土の椿」コーナーに、
碁石海岸にちなみ「碁石(ごいし)」と名付けられた
八重咲きの椿
が沢山花を咲かせていました。







椿「碁石(ごいし)」ツバキ科 ツバキ(カメリア)属
Camellia japonica 'Goishi' 江戸産
[花]桃紅地に白斑の入る八重、中~大輪、4~5月咲き。
[葉]長楕円、中形。[樹]やや横張り性。[来歴]1739年
の「本草花蒔絵」に載る。名は白斑を白の碁石に見立
てたもの。
[誠文堂新光社発行「日本ツバキ・サザンカ名鑑」(日本
ツバキ協会・編)より]

郷土のツバキ(椿)・碁石(ごいし)

2009年03月16日 | Weblog
「世界の椿館・碁石」のツバキ(椿)
郷土の椿「碁石(ごいし)」2008年2月28日







2008年2月28日(木)、大船渡市末崎町大浜にある「世界の椿館
・碁石」に行ってきました。「郷土の椿」コーナーに置かれた
郷土の椿「碁石(ごいし)」が、沢山の花を咲かせていました。






「世界の椿館・碁石」のツバキ・碁石(ごいし)
2007年2月27日






2007年2/27(火)、大船渡市末崎町にある「世界の椿館・碁石」に
行ってきました。「郷土の椿」コーナーに置かれていた「碁石(ご
いし)」という名のツバキは、2006年12/14に行ったときには、まだ
時期が早かったためか、あまり花が開いていませんでしたが、今回
は今を盛りと沢山の花を咲かせていました。





「世界の椿館・碁石」のツバキ(椿)「碁石(ごいし)」
2006年12月14日






2006年12/14(木)、大船渡市末崎町にある「世界の椿館・碁石」の
「郷土の椿」コーナーに「碁石(ごいし)」という名のツバキが白斑
入りの紅色花を咲かせていました。まだ早かったためか、少ししか咲
いていませんでした。
名札には、「碁石(ごいし)花期:4~5月、花色:紅色、大きさ:中
~大輪、産地:東京・埼玉」と書かれていました。





「世界の椿館・碁石」のツバキ・碁石(ごいし)
ツバキ科 ツバキ属 Camellia
誠文堂新光社発行「日本ツバキ・サザンカ名鑑」には、下記の
通り記載されています。
 碁石(ごいし)江戸 [花]桃紅地に白斑の入る八重、中~大輪、
4~5月咲き。[葉]長楕円、中形。[樹]やや横張り性。[来歴]1739
年の「本草花蒔絵」に載る。名は白斑を白の碁石に見立てたもの。

ユリオプスデージー(Euryops)

2009年03月16日 | Weblog
世界の椿館・碁石のユリオプスデージー(Euryops)
 2009年3月11日






2009年3月11日(水)、世界の椿館・碁石(大船渡市末崎町
字大浜280ガン地1)出入り口にあるエントランスホール
には、様々な花卉(かき)が展示販売されていまし
たが、それらの中にマーガレットに似た黄色の花を
つけたユリオプスデージーという名の植物がありました。






ユリオプスデージーキク科 ユリオプス属
Euryops pectinatus
南アフリカ原産の半耐寒性多年草。草丈は30~100㎝
ほどになる。葉は羽状に深裂し茎葉に軟毛が生え、灰
緑色を呈する。頭花は直径3~4㎝ので舌状花、筒状花
ともに黄色。花期:10~5月頃。

この植物は、1970年にアメリカから輸入され、冬を
越せる貴重な花として栽培が盛んになったとのこと。
斑入り葉種や矮性種、八重咲き種もあるという。
[栽培]霜と寒風を避けられれば庭植えも可能といわれ、
大株になるとだんだん茎が木質化してくる。花後は
「葉もの」として扱うとのこと。
ユリオプス属 Euryops南アフリカからアラビア半島に、
約100種が分布する常緑の低木。
属名のユリオプスはギリシャ語で
「大きな眼をもつ」の意で、ある種の花が人目をひく
ことにちなむとのこと。デージーは雛菊。