2017年11月18日(土)、岩手県胆沢郡金ケ崎町の「金ケ崎町城内諏訪小路重要伝統的建造物群保存
地区(武家町)」を散策しました。「白糸まちなみ交流館」から金ケ崎神社、金ケ崎城跡の順で歩いた
のですが、金ケ崎神社(旧諏訪神社)にある諏訪八景と『陸奥胆沢郡須輪神社法楽八景和歌』というの
が目にとまりました。天明5年(1785)、菅江真澄がこの神社に参拝したおり、奉納したものだそうで
す。
諏訪八景と『陸奥胆沢郡須輪神社法楽八景和歌』
古来より諏訪神社(現・金ケ崎神社)境内からの東方の眺望は景勝の地として有名であり、多くの旅
人歌人が訪れ歌を詠んできた。天明5年(1785)、菅江真澄(1754~1829)が当社に参拝したおり、
境内から東方に広がる景色を近江八景になぞらえて釜淵の夜雨、片岡の夕照、北上川の帰帆、三箇尻の落
雁、三五岳の秋月、八王子の晴嵐、早池峰の暮雪、国見山の晩鐘を詠じ『陸奥胆沢郡須輪神社法楽八景和
歌』として奉納した。[金ケ崎町教育委員会発行「金ケ崎町文化財ガイド」(平成28年発行)より]
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます