2020年10月8日(木)、https://www.nhk.or.jp/yell/story/week_17.html NHK連続テレビ小説『エール』第17週「歌の力」[10/5(月)~10/9(金)]が放送されています。
このドラマの主人公の元に「召集令状」が来たのは、良くみると昭和18年5月です。今まで聞いたことも無かったのですが、私の父にきたのも「充員召集令状」で、出征も同じ頃だったのかもしれません。(昭和18年10月に弟が生まれていますので、我が家は、母と姉と私と弟の4人家族でした。)この年か翌年(昭和19年)に郡山市の写真館に出かけて撮った家族の写真(戦地の父に送ったものと同じもの)が父母のアルバムに今も残されています。
報国音楽協会に依頼されて「若鷲の歌」の詞に曲を付けるため予科練の合宿所を訪れる主人公。
「若鷲の歌」は私も覚えていて、1番だけですが、今でも歌うことができます。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8B%A5%E9%B7%B2%E3%81%AE%E6%AD%8C
https://www.uta-net.com/movie/43619/
(下2つ)報国音楽協会に呼び出された裕一(窪田正孝)は、戦地慰問を依頼されます。そして1カ月後、裕一に慰問に出発するよう命令が下る。
お父上に送る写真を写真館に撮影に行ったとの事。
お母上の気持ちは…と想像します。
古関雄二さんは平和な世の中になってからずっと戦意高揚の歌を作曲していた事について罪の意識を感じていたとの事ですよね。
このようにドラマで描かれる事になるとは。
その当時は致し方なかったかと。
洗脳は怖いです。
この歌は3番まであるようですが、私は1番しか歌えません。「平和の世の中になってからずっと戦意高揚の歌を作曲していた事について罪の意識を感じていた」というのは本当だと思います。戦場の前線で戦ったという私の父は、戦場でのことは全く話してくれませんでした。終戦後戦場から「五体満足」で帰国出来たことだけでも、死傷した人たちに申し訳ないと思っていたようです。結婚式などで酒を飲んで酔っ払うと「国費で海外旅行させて貰った」などと言っていました。