peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

水沢・慶徳公園のマンサク(満作)

2006年02月24日 | Weblog



2月23日、暖かい日が続くので、2月20日に「奥州市」になったばかりの旧・水沢市にある「慶徳公園」に植えてある「マンサク(満作)」が花をつけているのではないかと思って寄ってみました。「シナマンサク」と思われるマンサクが花を咲かせていました。
 中国原産のシナマンサクは「花に芳香があり、葉の右半分と左半分の大きさが違い、枯れ葉が花期まで枝に残ることが多い」ということですので、この木は「シナマンサク」と思われます。






マンサク(満作)マンサク科 マンサク属 Hamamelis japonica
山地に生える落葉小高木だが、花の少ない時期に4枚の花弁が黄色いリボンのようで、ややねじれている面白い形の花を咲かせるので、庭や公園などにもよく植えられている。

 高さは6~7mにもなるものがあるというが、ふつう2~5mぐらい。自生種のマンサクの葉は、有柄で互生し、長さ5~11cmの菱形状円形または広卵形で、質厚く、表面にややしわがあり、平行に並んだ脈が目立つ。葉の先はやや三角状に尖り、基部は左右の形が異なる。縁には波状の粗い鋸歯がある。しかし、地域差があり、葉形の違いにより「オオバマンサク(大葉満作)」「マルバマンサク(丸葉満作)」「アテツマンサク」「シナマンサク」などと区別されるという。 

 花期は2~5月。葉が出る前に4枚の花弁が(1~1.5cm、幅2mmほどの線形)リボンのような黄色い花を、枝にちりばめたように数個ずつ集まって咲かせる。咲きはじめは花びらが縮んで、ねじれる。萼片の内側と雄しべの葯は暗紫色。果実(果)は直径1cmほどの卵状球形。

 「マンサク(満作)」という和名の由来には、黄色い花が枝いっぱいに咲くので、「豊年満作」からきたという説と、春一番に花が咲くので「先ず咲く」がなまったという説とがある。(「金縷梅」とも表記するようです。)

 分布:北海道(南部)、本州、四国、九州。 なお、北海道西南部から本州の日本海側には「マルバマンサク(丸葉満作)var.obtusata」というのが分布しており、葉がほぼ円形で葉の先が丸いのが特徴だという。

岩手県立花きセンターの花々 その88:木立性ベゴニア「ベストトゥルーマン」

2006年02月23日 | Weblog

岩手県立花きセンターの「研修温室」の低温棟に植えてあるベゴニア。名札には「木立性ベゴニア・ベストトゥルーマン」と書かれていました。



岩手県立花きセンターの花々 その87:木立性ベゴニア「ルイスバークス」

2006年02月22日 | Weblog

岩手県立花きセンターの「研修温室」の低温棟に植えてあるベゴニア。名札には「木立性ベゴニア・ルイスバークス」と書かれていました。



フイリアオキ(斑入り青木)

2006年02月22日 | Weblog

2月20日、一関市東山町長坂字里前にある曹洞宗の寺・善竜寺の庭で、フイリアオキ(斑入り青木)を見た。黄色い斑点がとてもきれいだと思いました。



 このような斑入りの葉をしているからといって、普通の葉のアオキ(青木)の果実と違わないようです。

 下記の画像は、2004年4月7日に一関市の市街地にある「浦島公園」で撮った「フイリアオキ(斑入り青木)」の赤く熟した果実です。




アオキ(青木)ミズキ科 アオキ属 Aucuba japonica
山地に生える常緑低木で、高さは1~2m、中には3mにもなるものもあるという。赤い実と光沢のある葉が美しいので、日本だけでなく、世界各地で庭園樹や公園樹として利用されている。

 葉は有柄で対生し、葉身は長楕円形で長さ5~20cmぐらいで、ふちには粗い鋸歯がある。雌雄別株。3~5月、小枝の先の円錐花序に紫褐色の小花をつける。

 果実は長さ約2cmの卵状楕円形で東北地方では3~5月ごろ赤く熟す。果実の色が白色のもの(「シロミノアオキ」)や黄色のもの(「キミノアオキ」)、葉に斑がは入ったものなど、多くの品種がある。分布:本州、四国、九州、沖縄、朝鮮

岩手県立花きセンターの花々 その86:木立性ベゴニア「レッド アイ」

2006年02月21日 | Weblog

岩手県立花きセンターの「研修温室」の低温棟に植えてあるベゴニア。「木立性ベゴニア・レッド アイ」と書いてありました。