鎌倉は山に囲まれた古都です。建長寺や鶴岡八幡宮の裏手は、もう静かな里山。
ハイカーは昔からこの裏山を歩いていた。
そういう私も40年前の学生時代に、鎌倉の山を歩いていました。
当時は人も少なく、蜘蛛の巣に顔中いっぱい引っかかりながらのハイキングだった。
ランニングがブームになり、
走る女性が多くなり、
世界的な傾向で、10kmやフルマラソンというランニングだけじゃなく、野山を走るトレイル・ランニングするようになりました。
関東ではいちばんポピュラーなのが高尾山から陣馬山のあいだ、往復で28km。
奥多摩の青梅から高水三山を縦走か往復で、片道だと20kmで往復で30km。
西武線沿線の奥武蔵でいえば正丸峠から伊豆が岳、天目指峠あたり。
それと女性に人気があるのが、このヒトヨンデ鎌倉アルプス15kmあたり。
全長はコース全部合わせれば20kmを越えるかもしれないが、良く踏まれているのが八幡宮を右に折れて鎌倉宮法仏殿の脇を登って建長寺に降りて来るコース。
ハイキングコース途中には3軒の茶屋がある。
鎌倉の街を見下ろしながら、お茶と一緒に甘いものでもつまむのも優雅なひとときです。
トレランの方は、そんな優雅な時間はとりません。
息せき切って駆け上り駆け下っていきます。
ぜいぜい息を切らせて、一休みすると先を急ぐのがトレイル・ランナー。
色気もありゃしないですね。
北鎌倉近くの国道に降りてきた後、さらに浄智寺の脇を登って行くのも距離がかせげてお勧めです。
道なりにハイキング道を行くと鎌倉の大仏に出ます。
私たちは海岸へ出ると、夏場だと海で足を冷やして、海の家でビールなどでゆっくり休みます。
鎌倉アルプスは。がつがつ走るところじゃないのは事実。
一昨年、鎌倉アルプスを走ったときの記事
http://runshimo.blog.ocn.ne.jp/shoji/2010/12/post_50b1.html
場所:鎌倉アルプスの天国茶屋
カメラ:オリンパス・ミュー6000タフ
露出:オート