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翠峰湖(人工湖)*台湾の秘境

2020-01-18 22:13:02 | 台湾

2020台湾紀行7 翠峰湖めぐり、台湾の秘境(と思う)です

翠峰湖は標高2000mあたりにある人造湖です。

秘境ではあるがよく整備されています。

台湾が観光資源に対する熱意や整備は、日本以上もいいところです。

日本の観光地は何もやっていないより堕落していると感じます。

堕落ともいえるけど、地元の人たちだけじゃ知識不足、イマジネーション不足なんだと思う。白川郷や白山に行ったときに感じたことです。屋久島や利尻島ではもったいない感は無かった。それは自然そのものが観光資源か、生活を含めたものが観光資源かによって、見たいもの体験したいものが違うからです。

そんなことは国内にいるだけじゃわからない。

白川郷の問題 https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/5f606c99cce6e3656bb5ca0512e718ef

白山の問題は https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/5821c1a039cf3dcfc37ddeee5bfea73c

翠峰山屋から戻ったところで、図の下のほうの赤丸が現在地です。

そこから歩きやすい歩道が続いています。

1周3時間ぐらいと書いてあった。

私らは途中で引き返して、また違う左の入り口から入った。

駐車場には車が10台以上止められました。

風がないと水面に景色が素晴らしく映るといいますが、、、。

新緑でもないし紅葉でもないので、枯れすすきでも撮りましょう。

20年ほど前に、森林火災でこの一帯は焼け野原になったそうです。

それで何年ごとに植林をしていったそうだ。

ようやく全面植林がすんでこの通りになった。

朝早かったので観光客・ハイカーはいなかった。

戻ろうとすると、冷えていた濡れた木道が陽ざしを浴びて湯気が出ていて幻想的な光景になった。

れていると木道は滑りやすいが、乾燥するとこの上もなく歩きやすい。

台湾は日本と同じように湿気が多いのでサルオガセのような地衣類がよく育っている。

サルオガセは「樹皮に付着して懸垂する糸状の地衣」(広辞苑)で、寄生植物ではない。空気中の水分で光合成をしている自作自演の植物です。

とろろ昆布のようで、ご飯に振りかけて食べられそうな気がしますが、、、ゴワゴワして大きい。

翠峰湖の反対側に行ってみました。

車で10分ぐらいだったか、、、同じように駐車場があった。

もうひとつの歩道入口にの駐車場には5~6台分がある。

入り口にはマップが完備してあって、日本の観光地の案内よりは全体に新しい。

こんな山の上に、日本統治時代から木材運搬用に森林鉄道を走らせていた。

半分埋もれかかった線路は100年前の日本統治時代のものだろう。

よく残してあります。

比較的平らな土地は鉄道で、急斜面を木材を運搬するときは索道(ワイヤー)を使ったそうです。

そのほうが木材の切り出しには便利だったそうだ。

だから太平山森林鉄道は、実際に使っていた時から、途切れ途切れの路線だった。

この丸太小屋はこのあたりの一大拠点だったそうだ。

中国語と英語で書いてあって、日本人だったらだいたい理解できます。

たぶん、この杉の森も植林したもの。

先の写真の反対側からです。

水量が少ない。

見晴らし台からです。

大きな見晴らし台で、デッキがいくつも連なっていた。

朝日が昇るころに雲海を見に来るのもありですね~~~。

それには車が必要だ。

皆さんコケがキレイだったので苔の撮影会になった。

カメラ対決です。

ニコン、キャノン、ソニー、フジフィルム、スマホのギャラクシー対決だった。

私のは小さな一眼デジカメのニコン5300だ。

杭の上のコケ。

小さな宇宙を感じるでしょう。

コケに朝露がからんでいる。

雨が多いのでコケが生き生きしています。

美しい自然が残っている。

コケの絨毯です。

屋久島に「苔むす森」があったけど、台湾だって負けていません。

雨量は同じぐらいあるんでしょう。

それに亜熱帯だしな~~~。

コケよりジャングルになるのかもしれないが。

台湾の案内板や表示アイテムには、猫やらカエルさんがよく使われている

猫の数はそりゃすごいものです!

台湾中猫だらけと言って間違いない。

下りてきました

現在地が左の赤丸です。

要するに1周しないで湖の上のほうを割愛しました。

1周したら舗装道路歩きしなきゃいけませんから。

そうそう、私らがここですれ違ったハイカーは、VW のマイクロバス5台に乗ってきていたツアー客ようだった

だから彼らは1周できたようだ。

そうそう、台湾や東南アジアで観光客の送迎車はワーゲンの一人勝ちだった。それに危機感を覚えたトヨタが最近アルファードよりも大きな、送迎用のグランエースを出してきた。送迎用だけじゃないのでしょう、商品揃えでもトヨタはワーゲンに負けていたと私は感じていた。そんなわけで、これから台湾でもトヨタの逆襲が始まるのかな。皆さんは台湾は日本車の牙城だと思っているが、じわじわ韓国車やドイツ車が売れていっています。

一周してきたツアー客の団体さんは「ぐるっと回らないで戻ったほうがいいよ」と私たちに教えてくれた。私たちの判断で良かったようです。

翠峰湖観光して太平山荘に戻って昼食だった。

一昨日とは大違いで、気温は低いが気持ちの良いすがすがしい空気だった。

例の車5台で来ていたツアー客は山三々五々お弁当を広げていた。

これが、、、実に勿体ない話なのだ、、、!

何が勿体ないって!

ちゃんと、美味しい台湾伝統料理が太平山荘であるんだもの、わざわざ弁当を持ってくる意味がない。時間の節約にはなるが、地のものを食べるという観光命に反します!!!

あーーーもったいない!

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