名曲、ブルグミュラー作曲《タランテラ》の
【楽曲解説・和声解析】の動画を撮りました。
情熱的なラテンの踊り!!
楽譜に書かれた詳細を検証することで、
中間部の〔装飾音〕や、
曲の最後の〔楽節感〕に関しては
常識破り!?ユニークな結論へとも至りました…
ご覧いただき、どうぞ
一緒にお考えいただけましたら幸いです♪
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【書込み解説】ブルグミュラー〈20.タランテラ Trantella〉《25の練習曲op.100》より【楽曲和声分析と弾き方】 [
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0:00~ ブルグミュラー《25の練習曲op.100》より〈20.タランテラ Tarantella〉
1:11~ 「Tarantella」という音楽、「Allegro vivo」「8分の6拍子」の速い音楽
1:39~ Rossini作曲《La Danza》がタランテラの最高のイメージ!?、歌詞も調べてみて下さい
2:58~ 「Mamma mia!(私のお母さん!なんてこった!) Salta, Salta(跳んで), tondo, tondo, gira, gira(回れ)」
4:22~ 毒グモ「タランチュラ」が曲名の基になっている!?危険な雰囲気ある音楽、映画『ジェームズ・ボンド』に蜘蛛が現れるシーンあり
6:20~ 使用楽譜『ブルグミュラー25の練習曲 op.100、東音企画版』
6:33~ 「タランテラ」曲名の通り特徴的なリズム、(ショパン作曲《タランテラ》等)
7:40~ 1小節~、楽譜に書いてるのは「f フォルテ」「松葉の<(クレッシェンド)>(デクレッシェンド)」「sf スフォルツァート」
8:51~ ①拍毎にスラーがかかっている、数え方は「①とと②とと③とと④とと」、スラー頭が大事になる音のまとまり
10:22~ 踊り「タランテラ」のステップは!? スペイン!? フラメンコ!? ラテン、イタリア!?
11:35~ 1-2小節の「松葉<>」は、上半身の使い方と連動、重さがかかり・抜ける物理的効果あり
12:50~ 「反復音」に注意、ピアノという楽器における厄介なテクニック、コツは鍵盤を離すことに注意、力んで無理に弾こうとして鍵盤が戻ってきていなかったら失敗…
15:52~ よろしければ楽譜の書込みは、動画を一時停止したり巻き戻したりして、書き写して下さい
16:25~ ペダル無しで演奏可能
16:50~ 1-5小節、和声、d-mollニ短調の主音Reが第I音、Laは第V音(属音、ドミナント)、5小節で〔全終止〕にいったん落着き
18:37~ 8小節、〔半終止〕の音楽性、次への期待感
20:39~ 6小節、左手の下にSi♭第VI音、7小節にSol第IV音、Si♭第VI音、Mi第II音、【II,IV,VI和声解析法】II,IV,VIの音に盛り上がり
22:20~ 本家サブドミナントが〔IVの和音〕、〔VIの和音〕はトニカ〔Iの和音〕とサブドミナント〔IVの和音〕どちらにも共通音あり、〔IIの和音〕は〔IVの和音〕との共通音ゆえにサブドミナント
23:56~ 8小節、フェルマータ=音楽の停止の前に、ちょっとルバート、止まる予感をさせてもいい、あるいは容赦なくインテンポのままという解釈もあり、どちらでも
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25:22~ 9小節、「p ピアノ」、6小節は「f フォルテ」のままでいい!?《タランテラ》は情熱的な踊りの音楽だから!! 音量の差が緊迫感を生む
27:22~ 右手、〔反復音〕に注意、危険なテクニックが含まれているメロディ
28:34~ 左手の伴奏、スタッカートではなく、付点四分音符、なるべく長くしっかり伸ばす(ペダルを使ったレガートである必要なし)
30:00~ 11小節、左手のSol第IV音とSi♭第VI音、右手のSi♭第VI音、〔サブドミナント系〕の音に盛り上がりを
31:15~ しかし、右手スラーの終わりの音は、盛り上がりきらない?II,IV,VIとの兼合い、微妙なニュアンスに注意
32:49~ 13小節、左手Do,Fa,Laの和音でF-Durへ長調に転調、〔D46〕はパワーのある大事な和音
33:52~ クラシック音楽において「cresc.」と書いてあったらそこを「p ピアノ」にするという解釈あり
35:32~ 16小節、トニカで〔全終止〕だけど、落ち着かせなくていい!? 「cresc.」の指示、そして情熱的な踊り《タランテラ》の音楽性ゆえに
36:20~ 〔全終止〕のクラシック音楽における音楽性
37:28~ 13小節~「cresc.」の階段「p, mp, mv, mf」を計画、「mezza voce中くらいの声」
38:11~ 21小節~「cresc.」の階段「p, mp, mv, mf, f」、4小節でキレイな階段が出来る、チェルニーやベートーヴェンの音楽において多々
39:56~ 17小節、すぐさま「p」にする、笑顔で迫って来ると思いきや突き放される、恋の駆け引き!?
41:21~ 16小節②拍目裏、〔八分休符〕をしっかり注意して聴く、一瞬の「間(ま)」の持つ力、緊迫感、演奏の質が高まるコツ
42:29~ 17小節~、右手メロディの中にある〔スラー&八分休符〕、単にスタッカートで跳ねるのではなく、【休符の持つ緊迫感】に注意
44:05~ 17小節~、和声は「A7th(属七)」「dm(トニカ)」しかない、20小節にメロディ〔全終止〕
44:47~ 21小節~、左手の伴奏がついに八分音符で回り始める
45:15~ 17小節~、右手のスラー終わりにあるSol第IV音、Mi第II音に注意、大きくはできないけど和声的緊迫感あり
47:09~ 24小節、〔半終止〕、左手最後の〔八分休符〕に注意、右手のメロディが「f」で始まる瞬間に離す
49:05~ 29小節、右手Si♭第VI音、左手Sol第IV音、d-mollの短調のまま
50:52~ 30小節、〔D46〕、29小節~〔サブドミナント→D46→D7→t〕という〔カデンツ〕
52:07~ 31-32小節、〔全終止〕は落ち着いて(16小節の〔全終止〕とは違って)
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54:22~ 33小節~、〔中間部〕
54:52~ 両手「Staccato(離れる)」、鍵盤から手指を離す奏法
55:33~ 39小節、四分音符は長め、スタッカートではなく
56:28~ 【音の長さ・短さを徹底的に気を付けることで《タランテラ》の魅力が増す】
57:13~ 36小節、右手はつなげる音、左手はスタッカート、両手で動きが違う
57:41~ 全部の音をいちいち「離す」には、多少の時間が必要!?、クラシック音楽において〔中間部〕のテンポが少し変わることは有り得る
58:52~ 34小節、「cresc.」の階段「p, mp, mv」、37小節ですぐ「p」
59:16~ 36小節、和声はSol♯ が第IV↑音、〔増4度〕の音程は〔tritonus三全音、diabolo di musica音楽の悪魔〕
1:01:40~ Sol♯ は、La第V音〔ドミナント〕を目指す〔ドッペルドミナント〕
1:02:32~ 38小節、コードネーム「Asus4,7 / Dsus4」??
1:03:31~ 33小節~ 〔中間部〕全て、低音Bassに〔保続音Re(第I音)〕を持つ緊迫感
1:05:48~ 41小節~、〔八分休符の「ま」〕を大事にするためにも〔装飾音(前打音)〕は拍頭に揃える!?
1:07:22~ 装飾音を前に出してしまうと、休符がきこえ無くなってしまう!?
1:08:13~ ★【装飾音の弾き方】はクラシック音楽における重要問題のひとつ
1:08:54~ 40小節、拍頭に装飾音Si 第VI音を揃える、演歌の「小節(こぶし)」のようなお洒落な・粋な歌い回し
1:09:58~ 44小節、伴奏〔サブドミナント(Sol, Si, Re)〕に対して、Laは痛快な不協和音〔倚音〕、装飾音Fa♯も同じく〔倚音〕の効果を持つ
1:11:50~ 40小節、②拍目裏の右手〔八分休符〕まで気を付けると、次から「スタッカートではない音楽」に変わる予感が表現できる
1:12:32~ 45小節~、左手の〔四分音符〕が伸びている間に右手が〔八分休符〕、右手が入った瞬間に左手が〔八分休符〕で離れる、トリッキーな交互の動き
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1:16:57~ 49小節、アウフタクト左手の休符でD-Durからd-mollに転調する緊張感
1:18:09~ 56, 58, 60小節、左手に〔全終止〕
1:18:49~ ★〔Coda〕における【楽節感の問題】、2小節毎④拍の楽節感を徹底すると!?
1:20:23~ 56小節から〔Coda〕に入るのだから、ここから①拍と数え始める!?すると最後に1小節余る?
1:22:10~ 57小節~、左手の①②③のリズムと楽節感も合う
1:22:44~ 《アラベスクop.100-2》においても、〔Coda〕に同じく楽節感の数え方の問題あり
1:23:53~ 奏者が考えていても、あまり聞こえてこない問題でもある!?
1:26:19~ 62小節、「dim. e poco riten.」の後、65小節で「a tempo」にすぐ速く戻る
1:27:18~ 65小節~、「a tempo」のまま容赦なく「in tempo」で終わるのか? それとも「おしまい感」の表現として、テンポを速く戻すも、最後に一瞬のブレーキ?
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