音楽家ピアニスト瀬川玄「ひたすら音楽」

♪クラシック音楽の伝統を受け継ぐ真の音楽芸術家を目指して活動しています♪ 「YouTubeクラシック音楽道場」も更新中♪

4月14日(月)のつぶやき

2014年04月15日 | ◆一言◆

音楽家になるのに、技術や知識以上になくてはならない大前提、それは音楽を美しいと感じる心。これ無くしては、よい音楽家にはなれないと、今はっきり思いました。あくまで基本!当たり前のようなこと、でもとても大事なこと。


音楽を美しいと感じる心があり、その道を歩まんとする時、技術や知識は不可欠でしょう。感性・知性・技術は相互作用に高めあい、その道を昇華させてゆく。生き甲斐ある音楽の勉強の道・人生となれたら、素晴らしく、また面白いでしょうか?


音楽を美しいと感じる心、これ、最初は無くても、きっと気付くことの出来るもの。そして磨いてゆけるもの。ほうっておいたら、埃がたまるもの?でも埃を払えば、またきっと輝く動きだすもの。(錆び付くこと?・・・はあってほしくない!)


音楽を美しいと感じる心、これは誰にでもある!と、簡単には私には言えない・・・人によって、感性・生活環境の差ゆえに、音楽に魅力を感じない人も、いないとは言えない。しかし、究極的には!誰しも、音楽を美しいと感じられる、そうも思う!


音楽を美しいと感じる心、これは宇宙の摂理に関わるところではないだろうか?音楽とは、音という物理を使った人間による芸術。音は物理、物理は宇宙。音は宇宙につながる。我々人間は、宇宙の一部。ゆえに、人間誰もが宇宙の一部なのだから、人間誰も音楽に共鳴することは、出来る!?


音には、二種類ある。協和音と不協和音。そのどちらにも美しさが感じられるもののよう。協和音の安定をよろこぶ、これが基本? そして、そこに至る道中において、不協和音がえもいわれぬ魅力を醸し出す!香料・スパイスのように!?


不協和音について、もっと知らねばと思いました。4度は、協和音。しかし、オクターブ上がったところで11度となると、これは不協和音かもしれない!? と、先ほど初めて思いました・・・主音をドとすると、4度はファ。主音から11度もファ。同じファでも、前者は協和音、後者は不協和音!?

1 件 リツイートされました

ジャズでは!もちろん11や13という数字(音程)は日常茶飯事なのでしょう。今更そんなことを考えるなぞ!?一介のクラシック音楽家では、ジャズの人の高度な音感覚には足元にも及ばない!?と頭を下げたくなることが少なからずあります・・・。我々も見倣いたい!そして、洗練させていきたいです!


11度と4度が別物だとすると・・・両者が同じ階名を持つゆえに、手前にある4度が真っ先に頭に浮かび、その考えに洗脳され、実際の音11度の不協和音な響きに気付かず今まで生きてきた・・・これ「頭デッカチ」の悪い例のように反省されます・・・自分はこれまで何を聴いてきたのか!(泣)


今夜の始めの呟きに戻りますが、だからこそ!感性が一大事であって、知性・知識はそれを補うもの・裏付けるものという位置関係にあると今の私は思っています。技術も同様。まず感性ありき!そして知性と技術も必要!と。これを三本柱と、勝手に数年前から名付けています。


勉強は、おおいに結構なのでしょうが、これに没頭し過ぎてはいけない? 世界に・自然に・自分の周囲に目を・耳をひらいてみると、思いがけない発見と、勉強の成果が!? 勉強したことと感じること、これが合致する手応えこそ、生き甲斐というもの!?


感じること、考えること(勉強)、どちらも大事だと思われます。


音楽において、考えること、感じることはどちらも大切でしょうが、優先順位があるなら、感じることの方が大事なのでは!?と、今の私は思います。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 4月13日(日)のつぶやき | トップ | 4月15日(火)のつぶやき »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。