モーツァルト作曲の誰しも知ってる!?《トルコ行進曲付ソナタ》全楽章を勉強していたら、このソナタは、トルコの勇壮な男達と優美な女性との恋物語!?のように思えてきてしまいました・・・ 美しい旋律と、力強い楽奏の両者がこの音楽には共存している。
ヨーロッパ人女性が、別の民族の男性と恋する物語として思い出したのは、確か「オテロ」がそうではなかったでしょうか? モーツァルト《トルコ行進曲付ソナタ》の場合なら、相手方の男は国籍トルコということになるでしょう!
モーツァルトは、オペラを沢山書いています。色恋沙汰はお手のもの!? なので、ピアノ独奏曲であっても、そこにオペラ的な物語を想像することはあってよいようです。
モーツァルト《トルコ行進曲付ソナタ》の第1楽章の変奏、最初がとても弾き難い!です。強拍に音が少なく、裏拍の左手が1拍目に聴こえてしまう・・・しかしここに、手を出しては引っ込めるような男女の駆引きのような姿を想像すると・・・なんだか弾き易くなってきたかも!?