作曲家ドビュッシーの書いた名曲《月の光》について、
その真相に迫らんと!?!?
カメラを回してYouTubeにて撮影した内容となっております。
すなわちそれは、
我々の常識「印象派ドビュッシー」を覆す内容に!?!?
その真の姿とは??
(こちら以下の記事の大元は
YouTube動画の「目次キャプション」より引用したもので、文章としてはあまりまとまり無く読みにくいかもしれませんが…ご興味ありそうなところの時間をタップして、動画の方にて詳しい内容をご覧いただけましたら幸いです)
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0:00 Debussy, Clair de Luneドビュッシー作曲《月の光》
1:54 ドビュッシー《月の光》のイメージは?
2:14 「印象派」を代表する2人の大作曲家ドビュッシー、ラヴェル。画家モネの『睡蓮』やルノワールの絵を想像
2:28 しかし「印象派ドビュッシー」の常識は間違い!?!?
3:47 題名《月の光》はドビュッシー自身によって付けられたもの。
4:29 『月の光』その大元はヴェルレーヌの詩
5:51 この詩をそのまま使ったドビュッシーの歌曲《月の光》の2ヴァージョンある
7:23 ドビュッシー自身が作詞したものを作曲しているケースもあり(これ作曲家としては稀なケース)
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7:56 【朗読】ヴェルレーヌ『月の光』
お前の心は けざやかな景色のようだ そこに
見なれぬ仮面して仮装舞踏(ベルガマスク)のかえるさを
歌いさざめいて人ら行くが
彼の心とてさして陽気ではないらしい
誇らしい恋の歌 思いのままの世のなかを
鼻歌にうたってはいるが
どうやら彼らとて自分たちを幸福と思ってはいないらしい
おりしも彼らの歌声は月の光に溶け 消える
枝の小鳥を夢へといざない
大理石(なめいし)の水盤に姿よく立ちあがる
噴水(ふきあげ)の滴(しずく)の露を歓びの極みに悶え泣きさせる
かなしくも身にしみる月の光に溶け 消える
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9:43 「恋の世界」を描いた内容、その誇らしさと、不幸せ…? 全ては月の光に溶け消える
10:25 そもそも《ベルガマスク組曲Suite Bergamasque》の名前の意味は!?
11:09 「ベルガ・マスク(仮面)」ではなく「ベルガモ風」
12:14 Arabesqueは「アラビア風」唐草模様が音楽になっている
13:02 ドビュッシーの書いた評論にて「J.S.バッハの音楽もまさにアラベスクのよう」と言っている
14:06 ヴェルレーヌの詩集『Fetes galantes艶めかしき宴』
14:36 詩集の1つ目が『月の光』
15:17 その元々は絵画『Fetes galantes雅宴画』シリーズ、作者はAntoine Watteauaアントワーヌ・ヴァトー(1684-1721)、ロココ様式
16:22 フランス貴族の贅の限りを尽くした優雅な日常、恋の駆け引きの様子を描いている
17:43 詩人ヴェルレーヌは、その絵画の世界を詩に表現した。恋の宴を誇らしげに、彼らのこころとてさして陽気ではないらしい、すべては月の光に溶け消える
18:46 1886年「象徴主義宣言」がJean Moreasという詩人によって。象徴派とは
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21:18 右手と左手に、息の長い(休符のない)メロディが連綿と続く
22:24 左手の伴奏を男声に例えてみたり
23:13 右手のソプラノがもちろんメインのメロディ
24:17 ドビュッシーの嫌った演奏とは「ピアノ弾き達が数えないで適当に弾いている時」怒っていたそう…
25:00 数え方は「①とと②とと③とと」
25:11 曲の始まりに「①拍目が無い」何かが「ポカッ」と無い音楽
26:02 数えながら揺れても構わない、メトロノーム通りではない「テンポ・ルバート」の芸術が可能
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27:36 2つ目の重要ポイント、楽譜に黄色いマーカーで書き現わした不協和音〔掛留音・倚音〕の魅力に注意。「胸キュン」の効果、「悶える恋心」の表現
30:29 J.S.バッハが好んで使ったこの〔掛留音〕、バッハの情熱・生き様・生命力は「20人子供がいた」という事実からも想像できる
32:09 ドビュッシーは、バッハ(やショパン)の音楽性を継承した。彼の十代の頃のピアノの先生モーテ・ド・フルールヴィル夫人からそれを習ったことを、ドビュッシー自身が終生感謝していたとのこと
34:33 11小節、右手のオクターヴのメロディは男女のデュエットのよう
35:18 14小節、ついに〔掛留音〕ではない①拍目、なぜなら次の小節から音楽が変わるから
35:43 〔倚音〕はいきなりぶつかる不協和音
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36:24 15小節~、低いバスのMiの音、右手と左手の両方でぶつかる〔倚音〕に「胸キュン」、漆黒の闇夜に浮かぶ月の光に照らされた男女のよう
37:27 17小節、バスのMiにSiが足されて、月夜の神殿のよう!?
37:40 メロディは右手(オクターヴだけど)が女声、左手が男声のよう
38:38 19小節~、poco a poco cresc. et animeどんどん盛り上がる。右手には①拍目に休符
39:21 25小節~、バスの低音が無くなって、キラキラきこえる
40:16 ドビュッシーは、左右の手の和音それぞれにアルペジオを書いている。弾き方のコツ
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41:50 27小節~、Un poco mosso少し動きをもって(ちょっと速め)
42:10 左手のアルペジオは、月の光ではなく「噴水」を表している「大理石の水盤に姿よく立ち上がる噴水の雫のつゆを」
44:15 ①②拍目の「Fa♮」と、③拍目の「Fa♭」の違いに注意。短調と長調の入れ替わり
45:36 29小節~、旋律は男女の掛け合いのようにも見える
46:10 31小節~、33小節にはまた「デュエット」
46:49 35小節③拍目は「F♭Major」、でも36小節③拍目では「E major」の異名同音となって、#系の鋭い音楽性に転調する
48:18 37小節、弾き方のコツ、和声感を理解して、長いペダルでcresc.盛り上げてゆく
49:55 38小節、〔倚音〕
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51:27 39小節~、「月の光」の正体とは!?何百年も・何千年も・何万年も空の上から見下ろしている人々の恋愛模様
52:21 だんだんと「短調」になってゆく晩年のドビュッシー作《練習曲10番 対比的な響きのための》
53:30 ドビュッシーの2回の結婚について説明
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56:55 39小節~、ペダル
57:13 41小節~、Calmato静けさをもって
57:33 月明かりの下を、声を潜めて、思い出すのがドビュッシーの唯一完成に至ったオペラ《ペレアスとメリザンド》
1:00:56 43小節~ ーーーーーーーーー
1:01:47 51小節、〔再現部〕は短調f-moll(冒頭では長調Des-Durだった)
1:04:21 59小節②拍目に「Do♭」が入ることで「はてな」という雰囲気が出る。
1:06:26 63小節~、男声が歌う、オペラ《ペレアスとメリザンド》のワンシーン(告白!?)のよう!?
1:08:47 66小節~、月の光に溶け消える
1:10:42 secret2つ
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【解説】ドビュッシー《月の光》の本当の姿は「印象派」ではなく!?「象徴派」の影響ある音楽芸術
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ご視聴いただきありがとうございます。こちらの動画は、お手元に楽譜をご用意されて、一緒に書き込みながら勉強していただけたら有意義かと思われます。お楽しみ下さいませ♪(よろしければチャンネル登録・応援をよろしくお願いいたします) また、もしも動画がお役に立てたりお気に召されましたら✨✨✨Super Thanks✨✨✨ご支援いただけましたらありがたく!!よろしくお願いいたします♪
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