充実したピアノ演奏のために、曲造り(演奏者にとっての)は、指使いを決め、ペダルの使い方を決め(使わないことも含む)、その曲をまさに「手中に」収めるよう、練習・勉強する。「なんとなく弾けている」というレヴェルを脱却するための「労力の払い方」がある気がする今日この頃です
充実したベートーヴェンの演奏に向けて、この作業・勉強を今一度やり直しているところです。午前中は《ワルトシュタイン》のI楽章を勉強し直し、驚くほど!ペダルの使用が少なくなってしまいました・・・ ペダルに頼らず、指で勝負、と。ベートーヴェン演奏にとっては悪くない傾向です
充実したベートーヴェン演奏のためには、ペダルに頼らず「指で勝負」すべし、これを大前提に、しかし!間違えたくないのは、ベートーヴェンは時にまさにロマン派の先駆けを誇る「長いペダル」を使って豊かな響きを要求することもあるので、これは見逃したくありません!
ようするに、どこでどのようにペダルを使うかを詳細に渡って研究することで、ベートーヴェンの演奏はより一層の充実がはかれるであろうことが期待され勉強を進める今日この頃です。
ベートーヴェンの勉強をしたい人、どうぞご遠慮なくお声掛け・ご連絡下さい!お待ちしております。(宣伝!?笑)
事実に基づいて、思い付く限りの計画をベートーヴェン演奏に盛り込むと・・・音楽の姿が自ずと浮かび上がってくる!? パーフェクトな音楽性を求め、可能な限りの記譜に努めた過去の天才による楽曲に、時空を越えて向き合う、そこには遣り甲斐・生き甲斐が感じられましょうか
午後は、ベートーヴェン《悲愴》I楽章の勉強し直しをしました。やはり、ペダルの使用が少なくなりそう・・・そうすることで浮き立ってくる不気味なスタッカートが沢山・・・少ないペダリングにより、旋律等の輪郭がハッキリして、より雄弁な演奏となれるのかもしれません
古典派、ロマン派、印象派(象徴派)、いずれにせよ、使いすぎないペダルに注意して演奏するということは、「どの音楽もバッハを弾くように演奏する」ということになる!? やっぱりバッハ!?