★前注意
この記事に関しては、後日修正案を提示しておりますので、
合わせてご覧いただけますよう、よろしくお願いいたします。
http://blog.goo.ne.jp/pianist-gensegawa/e/abb0aafa830c809a9d95b2bb09ddb792
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
イタリア歌曲
《フニクリ・フニクラ》
という音楽がありますが、
この度、2009年のカウントダウン・コンサートのお仕事をいただき、
この曲のピアノ伴奏を勉強しているところなのです。
なんとも陽気で、ごっっっっきげん!!な
新年の幕開けを明るく迎える素晴らしいレパートリーだと
つくづく思います。
ところで、
この曲には、巷では有名な(!?)
ある替え歌があります。
正直なところ、
この替え歌の歌詞がインパクトが強すぎて、
原曲《フニクリ・フニクラ》をおさえて、こちらが
耳に残ってしまうほどの威力を持っていると
自分は感じています・・・それは、
「鬼~のパンツはいいパンツ~♪ 強いぞ~ 強いぞ~♪」
というもの・・・
一体どこの誰が考えたのでしょう!?(拍手、笑)
日本人である我々の多くにとっては、
おそらくはこんな滑稽な歌詞を聴いてしまうと、
途端に眼前には、青鬼と赤鬼の姿が見えてきて
パンツの強度を競い合うような姿が見えてきてしまうような・・・
気がしてきませんでしょうか?(ちょっと妄想過多)
・・・ところが・・・
コンサートに備えて、この曲を練習していて、
この替え歌が原因で、
思わぬハプニングに苦しめられているのです・・・
それは曲の冒頭、
替え歌として歌われるリズムと、
原曲のリズムは、どうも違っていると思われるのです・・・
(↑クリックで画像拡大)
譜例をご覧いただければ分かります通り、
最初の一声は「付点二分音符+四分音符」による長い音なのです。
原語イタリア語ですと、
「Aisse~~ra,Nan-nine me ne, sa-gliet~te~♪」(1番)
「Ne Jam~~me:da la ter-ra ala monta~gna~♪」(2番)
日本語訳ですと
「あか~~い火-を吹-くあ-の山へ~♪」
となるのですが・・・
注目したい所は、最初の歌詞がどちらも最初の言葉で
「なが~~く」伸ばすところにあります。
そして問題の替え歌のほうなのですが・・・
「鬼~のパンツはいいパンツ~♪」
どうやら、「鬼~♪」の伸ばしが、
一拍(付点四分音符分)少ないように思えてならないのです・・・
替え歌の歌詞のまま歌ってみますと、
冒頭の「おに~」に続く強拍の位置は
次は「いい」というところに付くのではないでしょうか!?
しかし、これでは原曲の楽譜にある強拍の位置とは
ズレが生じてしまいます・・・
そして、
いざ本気でこの曲を初めて勉強する者としては、
このズレに、とても苦しめられているのです・・・
ピアノを弾く側にとっては、
同じF-Dur(ヘ長調)の和音を
「ジャッジャジャッジャジャッジャ・・・・・・」
と弾き続けるだけなので、
しっかりと拍感を自覚していないと、
自分がどこを弾いているのか分からなくなってしまう
大きな危険を感じるのです・・・簡単に見えて、油断は大敵・・・
というわけで、
替え歌「鬼~」は、今まで自分の思っていたより長く、
正確には「付点四分音符分」長くしなければならないと
気づいたのでした・・・いやはや、慣れるまでに苦労を要します・・・
試行錯誤の末、思いついたのは、
替え歌の歌詞を
「鬼~~のはくパンツはいいぞ~♪」
とすると、
1小節目の強拍「ぉに~~♪」に続いて
3小節目の強拍が「パ~ンツ~♪」となり、
音楽の拍感と語呂がとってもよくなるような
気がするのです。
せっかくの素晴らしい(!?)替え歌、
さらに精度を高めて、原曲の魅力に限りなく近づけたらいいな~、
なぞと、余計な・無駄な(!?)ことを、しかし大真面目に!!
音楽について考えを巡らせてみたのでした。
★注
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ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
P.S.
この記事が、今年のブログ「瀬川玄ひたすら音楽」の
最後のものとなると思うのですが、
いやはや、よりにもよって「鬼のパンツ」で
今年を締めくくるとは、ちょっと情けない話ですが・・・
しかし、
これも「真面目に」「面白く」というモットーに沿った
このブログ上での試行錯誤の結果ということで、
来年もまた引き続き、色々とがんばってみようと思っておりますので、
こちらを覗きに来ていただいている皆々様に今年の御礼を申し上げまして、
来年の皆々様のご健康とご健勝をお祈りしながら、
これからもご愛顧・応援賜りますよう、
よろしくお願い申し上げます。
ブログランキングにも
クリック応援↑ポチッ ↑ポチッとよろしくお願いします
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なんとも陽気で、ごっっっっきげん!!な
新年の幕開けを明るく迎える素晴らしいレパートリーだと
つくづく思います。
ところで、
この曲には、巷では有名な(!?)
ある替え歌があります。
正直なところ、
この替え歌の歌詞がインパクトが強すぎて、
原曲《フニクリ・フニクラ》をおさえて、こちらが
耳に残ってしまうほどの威力を持っていると
自分は感じています・・・それは、
「鬼~のパンツはいいパンツ~♪ 強いぞ~ 強いぞ~♪」
というもの・・・
一体どこの誰が考えたのでしょう!?(拍手、笑)
日本人である我々の多くにとっては、
おそらくはこんな滑稽な歌詞を聴いてしまうと、
途端に眼前には、青鬼と赤鬼の姿が見えてきて
パンツの強度を競い合うような姿が見えてきてしまうような・・・
気がしてきませんでしょうか?(ちょっと妄想過多)
・・・ところが・・・
コンサートに備えて、この曲を練習していて、
この替え歌が原因で、
思わぬハプニングに苦しめられているのです・・・
それは曲の冒頭、
替え歌として歌われるリズムと、
原曲のリズムは、どうも違っていると思われるのです・・・
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譜例をご覧いただければ分かります通り、
最初の一声は「付点二分音符+四分音符」による長い音なのです。
原語イタリア語ですと、
「Aisse~~ra,Nan-nine me ne, sa-gliet~te~♪」(1番)
「Ne Jam~~me:da la ter-ra ala monta~gna~♪」(2番)
日本語訳ですと
「あか~~い火-を吹-くあ-の山へ~♪」
となるのですが・・・
注目したい所は、最初の歌詞がどちらも最初の言葉で
「なが~~く」伸ばすところにあります。
そして問題の替え歌のほうなのですが・・・
「鬼~のパンツはいいパンツ~♪」
どうやら、「鬼~♪」の伸ばしが、
一拍(付点四分音符分)少ないように思えてならないのです・・・
替え歌の歌詞のまま歌ってみますと、
冒頭の「おに~」に続く強拍の位置は
次は「いい」というところに付くのではないでしょうか!?
しかし、これでは原曲の楽譜にある強拍の位置とは
ズレが生じてしまいます・・・
そして、
いざ本気でこの曲を初めて勉強する者としては、
このズレに、とても苦しめられているのです・・・
ピアノを弾く側にとっては、
同じF-Dur(ヘ長調)の和音を
「ジャッジャジャッジャジャッジャ・・・・・・」
と弾き続けるだけなので、
しっかりと拍感を自覚していないと、
自分がどこを弾いているのか分からなくなってしまう
大きな危険を感じるのです・・・簡単に見えて、油断は大敵・・・
というわけで、
替え歌「鬼~」は、今まで自分の思っていたより長く、
正確には「付点四分音符分」長くしなければならないと
気づいたのでした・・・いやはや、慣れるまでに苦労を要します・・・
試行錯誤の末、思いついたのは、
替え歌の歌詞を
「鬼~~のはくパンツはいいぞ~♪」
とすると、
1小節目の強拍「ぉに~~♪」に続いて
3小節目の強拍が「パ~ンツ~♪」となり、
音楽の拍感と語呂がとってもよくなるような
気がするのです。
せっかくの素晴らしい(!?)替え歌、
さらに精度を高めて、原曲の魅力に限りなく近づけたらいいな~、
なぞと、余計な・無駄な(!?)ことを、しかし大真面目に!!
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P.S.
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いやはや、よりにもよって「鬼のパンツ」で
今年を締めくくるとは、ちょっと情けない話ですが・・・
しかし、
これも「真面目に」「面白く」というモットーに沿った
このブログ上での試行錯誤の結果ということで、
来年もまた引き続き、色々とがんばってみようと思っておりますので、
こちらを覗きに来ていただいている皆々様に今年の御礼を申し上げまして、
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これからもご愛顧・応援賜りますよう、
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