先の日記では「Contra E」について長々と書いてきましたが、
このベートーヴェン《ピアノソナタ 28番 op.101》、
この日記を書いて次の日、曲を最後まで弾いていて、
思わず笑ってしまいました。
あれだけもったいぶって、ずっと出し惜しみして
とうとう終楽章の再現部前で使った「Contra E」!!!
・・・・一度使っちゃえば、もう躊躇なし!?なのでしょうか。
Codaに入って、
この曲もいよいよ終わりを迎えることになります。最後に
右手により、テーマが対位法的にあちらこちらと現れ、
左手の伴奏はひたすら「ソラソラソラソラ・・・・」と弾き続ける・・・
すると、
問題の「E1」が下のほうから
「み~~~~~」って・・・・もう一発
「み~~~~~」・・・もう一発・・・
「み~~~~~」
ベートーヴェン、よっぽどこの音が気に入っていたのですね!!
最後のよっつめの「み~~~~~」が奏でられ・・・・
「わっはっはっはっはっっっはっっっはっ!!!!」と終わる。
ベートーヴェン、上機嫌です。 おしまい♪