毎年の年末恒例、津田ホールでの小林道夫先生演奏のゴルトベルク変奏曲を、以前から聴いてみたかった公演、今日ついに聴きに行くことが出来ました!日本人演奏家として経験・実績ともに豊富な名人の、信頼おける演奏を聴くことができました。率直に、気持ちよかった!です。その証拠に、長い《ゴルトベルク変奏曲》が長く感じられなかった
年末にバッハ《ゴルトベルク変奏曲》に向き合うということの意味を、長大な作品、最後に再び冒頭のテーマが帰ってきた時、「あぁ、一年は再び繰り返されるんだなぁ」という実感とともに見出だせた気がしました。「繰り返される」という大自然の摂理の内にも我々は生きているということを実感させてもらえる、年末の《ゴルトベルク変奏曲》、有意義な企画といえるのかもしれません。毎年これを弾く方は大変でしょうけど!