音楽家ピアニスト瀬川玄「ひたすら音楽」

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「ルバートの問題とメトロノーム」 ~ 2月20日(月)のつぶやき

2012年02月21日 | ◆一言◆
22:58 from Keitai Web 音楽におけるルバートは、時間のプラス・マイナスで相殺されるもの、と言われることがありますが、今の私はそうは思えないです・・・音符が延びることがある、でも延びた分を別の所で取り返さねばという考えにとらわれてしまっては、音楽に無理が生じるような気がするのです23:06 from Keitai Web [ 1 RT ]ルバートを、自分勝手な感情に任せるのではなく、すべきところでしたい。それは、倚音・掛留音であったり、特別なハーモニー(ナポリ、ドッペルドミナント、転調)だったり、大事な楽節・フレーズの始まりだったり、など、具体的に色々あるはずなのです。23:08 from Keitai Web 大事な音を、奏者が大事と感じているか・いないか、この差が、よい音楽の演奏かそうでないかに大きく影響するのではないだろうか。すなわち、音楽の心があるか・ないか、とまで言える!?23:15 from Keitai Web 音楽は、森羅万象の摂理の内にあるもの。だから人間のちょっとした気紛れなぞでは、本当の音楽はとらえられないはず・・・。我々自身、この世界に生きている一部なのですから、その身の上で、世界の摂理を音楽を通しても楽しむ!!というのは素敵なことではないでしょうか?23:23 from Keitai Web もしかすると、ルバートにおける「プラス・マイナス・ゼロ」という考え方は、メトロノームを使いながらルバートを成功させるのに都合のよい理屈!?だとしたら!多くの大作曲家は完全に機械的な音楽の流れなぞというものは望んでいないという証拠を挙げられれば、この論はくつがえせるでしょうか!?23:35 from Keitai Web そもそもメトロノームという機械は、奏者が一定のリズムで演奏するのを助けるのではなく、作曲家が理想とするテンポを、具体的な数字を使って他人に誤解なく伝えられるよう、開発された機械なのでは!?最初の使用者ベートーヴェンは、この用法に歓喜しました!23:43 from Keitai Web 少なくともベートーヴェンは、メトロノームの打つ機械的な拍子に合わせて音楽しよう、とは思ってはいなかったはず。なぜならベートーヴェンは既に「メトロノーム無し」に音楽家としてしっかりと確立していたのだから!23:45 from Keitai Web もちろん、メトロノームに合わせて練習してみることで、自分が気付かない不本意なテンポの揺れに気付けるという用法もあり、これはこれで有益なことでありましょう。23:47 from Keitai Web メトロノーム(機械)に人が支配されるのではなく、機械を使う側で居続けることが人類にとって大事!?映画『2001年宇宙の旅』や『ターミネーター』の世界にならないようにも!?by pianistGS on Twitter
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