「MARCIA FUNEBRE sulla morte d’un Eroe」
(葬送行進曲 ある英雄の死を偲んで)
と、
このベートーヴェン《ピアノソナタ12番 op.26》の
3楽章(緩叙楽章)冒頭に書き記されています。
・・・ある英雄とは一体だれの事をさすのでしょう?
ベートーヴェンで英雄といえば・・・
《交響曲3番“英雄”》が献呈される予定で、しかし皇帝即位でベートーヴェンの怒りを買って結局、この交響曲を献呈してもらえなかった
ナポレオン!?
と思い浮かべられなくもないのですが、どうやら、
この《ソナタ12番》では、まだ、この《交響曲》とは
関係はなさそうだと思います。
では、この英雄とは誰なのか・・・
もしかして、
「ベートーヴェン自身」のこと
を指しているのではないか・・・と考えるに至りました。
ベートーヴェンなら、自分自身のことを「英雄」と名乗ることは・・・
あり得ます!なかなかの「俺様」だったそうですから(笑)
こんな逸話もあります。ベートーヴェンが
文豪ゲーテと共に散歩をしていた際、前からやって来た王侯貴族に対し、
ゲーテは脇へ退いて深々と礼をしたのに対し、
ベートーヴェンの方はというと、王侯貴族の真ん中を突っ切り、
軽く帽子の柄に触れて挨拶するに過ぎなかったという・・・。
そんな英雄が、この《ピアノソナタ》では・・・死んでしまう・・・!?
つづく
(葬送行進曲 ある英雄の死を偲んで)
と、
このベートーヴェン《ピアノソナタ12番 op.26》の
3楽章(緩叙楽章)冒頭に書き記されています。
・・・ある英雄とは一体だれの事をさすのでしょう?
ベートーヴェンで英雄といえば・・・
《交響曲3番“英雄”》が献呈される予定で、しかし皇帝即位でベートーヴェンの怒りを買って結局、この交響曲を献呈してもらえなかった
ナポレオン!?
と思い浮かべられなくもないのですが、どうやら、
この《ソナタ12番》では、まだ、この《交響曲》とは
関係はなさそうだと思います。
では、この英雄とは誰なのか・・・
もしかして、
「ベートーヴェン自身」のこと
を指しているのではないか・・・と考えるに至りました。
ベートーヴェンなら、自分自身のことを「英雄」と名乗ることは・・・
あり得ます!なかなかの「俺様」だったそうですから(笑)
こんな逸話もあります。ベートーヴェンが
文豪ゲーテと共に散歩をしていた際、前からやって来た王侯貴族に対し、
ゲーテは脇へ退いて深々と礼をしたのに対し、
ベートーヴェンの方はというと、王侯貴族の真ん中を突っ切り、
軽く帽子の柄に触れて挨拶するに過ぎなかったという・・・。
そんな英雄が、この《ピアノソナタ》では・・・死んでしまう・・・!?
つづく