音楽家ピアニスト瀬川玄「ひたすら音楽」

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◆バッハの音楽の魅力の秘密は

2010年09月26日 | バッハ J.S.Bach
「クラシック音楽の父」
とも称されるJ.S.バッハ。

この人の音楽が、なぜこのような呼ばれ方をするのか、
その理由には、
バッハの音楽における「バランスの良い=自然な・無理のないハーモニーの進行」
を挙げることが出来るのではないか、と、ふと思いました。


バッハ以前、そして以後においても、
「ハーモニー」というものは使われています・存在しています。

では、
数多くの音楽があって、
「大バッハ」として特筆されるべきは何かというと、
これが要因と考えられはしないでしょうか。


バッハ以後、彼の音楽に習って勉強を積んだドイツ系の作曲家達、例えば
ベートーヴェンやブラームスなどは、
歴史に大きく名を残す巨匠として世界中に知れ渡っています。
(そういえば
バッハBach・ベートーヴェンBeethoven・ブラームスBrahmsは、
三人合わせて「ドイツ三大B」などと言われることもあります)


あるいは、多くのジャズ・ミュージッシャンが口を揃えて言うには、
「バッハの音楽はジャズだ」とか
「ジャズでアレンジしやすい」
などなど。


この
「ハーモニーの流れの美しいバランス感覚」というものは
尋常でない音楽的な力を有し、
それは限りなく普遍のレベル(=神の如く!?)に
近づいたものなのではないだろうかとも思われます。

ここにバッハの音楽の至高の価値を見い出し、
これに習って音楽を勉強することは、
過去・未来を問わず、
21世紀を音楽とともに生きる我々にとっても
大変有意義なことなのかもしれません。










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