音楽家ピアニスト瀬川玄「ひたすら音楽」

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◆徹底検証・ショパン《ワルツ 第7番 嬰ハ短調 op.64-2》 ~ はじめに

2011年11月03日 | ショパン Frederic Chopin
先日うちのレッスンにて、
誰もが知る(!?)ショパンの小さな名曲

《ワルツ 第7番 cis-moll嬰ハ短調 op.64-2》をご一緒する機会があり、
あらためて、
楽譜を吟味しながら勉強すると、
この曲の繊細・美妙な音楽性が垣間見られるようで、
それは感動的ですらありました。


ピアノの詩人とも呼ばれるショパンの
こだわり抜いて楽譜に記した詳細を吟味することで
晩年のショパン・作曲家として

円熟の境地に達しているといっても過言ではない天才の
シンプルされど精細・高度な音楽性がこの曲にも秘められているようで、
ひとつ、その素晴しさ・面白さを
ご紹介できないものか・連載として記事にできないかどうか、
挑戦してみようかと思います。(完結できることを願って!?)


この連載を始めようとするにあたっての大事な基盤として、
今日では、
ショパン自身の筆跡を丁寧にたどった原典版
『ナショナル・エディション(エキエル版)』が
我々に容易く手に入ることは嬉しい限りで、

ショパンの天才に触れ・迫れる機会が、
こうした誠意ある仕事の結実たる楽譜を通してこそ得られること、
「楽譜」の重要性・面白さ・勉強のやり甲斐があることを
記しておきたいと思います。


さて連載、それでは、どうなることやら!?

(つづく)
















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