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ブルグミュラー〈14.スティリエンヌStyrienne〉《25の練習曲op.100》より【楽曲解説、和声分析と弾き方】
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0:20~ 曲名「La Styrienne」はフランス語、初版(1852年)をimslpよりダウンロード
1:19~ 日本語だと当初は「スティリアの女」、他には「シュタイヤー舞曲」「スティリアンヌ」そして「スティリエンヌ」と、男女で踊る舞曲
2:29~ 同じ言葉を使っているのはC.ドビュッシー作曲《Danse舞曲(Tarentelle styrienneスティリー風タランテラ)》
3:58~ Styrieはアルプスの地方の一つ、ワルツ、レントラーのような男女で踊る舞曲
5:16~ 前の曲〈12番 別れ〉〈13番 なぐさめ〉からの続き!?
6:44~ 使用楽譜「東音企画版(最初の版、後に今井顕校訂版あり)」
8:10~ 何調の曲か?前奏1~4小節間では分かり難いかも。シャープ1つはG-Durト長調がe-mollホ短調
9:19~ 〔前奏Intro.〕1小節~4小節にG-Dur主和音は無し、「踊りが始まる前の期待感」が表現される
9:58~ 1~12小節、全てG-Durト長調
10:46~ 1~3小節、付点二分音符に前打音がついて、雰囲気が素敵に、ホルン、踊りが始まる合図のよう
12:02~ 1~4小節、「何が始まるんだろう?」は第V音〔ドミナント〕機能和声の力
13:18~ 5小節、初めて〔T(トニカ)主和音〕が現れる
13:48~ 4小節、〔ドミナント〕でフレーズが終わる〔半終止〕
14:34~ 【II,IV,VI和声解析法】
15:12~ 1小節、Laは第II音、Doは第IV音、その後II,IV,VIは無く下行
16:42~ 1小節~、半音階で降りて行って、最終的に「はてな?」〔半終止〕
17:26~ 1~4小節、②③拍目の伴奏四分音符、反復音について
18:07~ 舞曲、だから四分音符はノンレガートで
18:34~ 「東音企画(今井顕校訂版)」より「第3拍をのばさない」
20:39~ 反復音のあいだに縦線を書き入れて、音同士を離す・鍵盤から指を離す
21:59~ ホルンと、周りにいる伴奏の楽器群、ウィーンフィルが想像できる?
22:52~ 5小節~
23:44~ 「p grazioso優美、優雅に」、アウフタクトを「rubatoルバート」するのもよし?ちょっと色気を出して?いいルバートをする、それをベートーヴェンも喜んだとのこと。でも何でもかんでもルバートしてはいけない、いいルバートを
25:53~ 5小節、G-Durト長調から敢えてずれたLaの不協和音〔倚音appoggiatura(伊)Vorhalt(独)〕(・・・弾き方は奥義・・・)
28:47~ 8小節②拍目裏は、次の小節へのアウフタクト
29:52~ 6, 7小節、右手Mi, Re♯と左手Reがぶつかる不協和音がお茶目、不協和音があるからこそのかわいさ
31:30~ 8小節②拍目は、一回おしまい〔全終止〕
32:33~ 12小節、四分音符は長さ通りに伸ばして〔全終止〕
33:00~ 【実用和声解析】を心掛けています
33:43~ 13小節~、e-mollホ短調
34:29~ ここから〔後半(16小節)〕、前は〔前半(8小節)〕
35:42~ 伴奏型が違う、〔前半〕は全て短い八分音符だった、ここからは②③拍が四分音符、だけど前奏のようにノンレガートで
38:05~ 20小節、反復音ではなく、G-Dur転調の〔半終止〕でもあるのでレガート、
38:54~ 21~28小節〔後半の後ろ8小節〕、G-Durト長調
39:22~ 〔後半16小節〕は、最初13~20小節はe-mollホ短調、その後21~28小節はG-Durト長調
39:43~ 20小節、一瞬でG-Durト長調の〔ドミナント〕でお終い〔半終止〕、転調ゆえにレガート
41:00~ 19世紀末に「改竄された長いスラー」の問題(15小節、他にも)
43:08~ 20~21小節、長いスラーだと〔半終止〕を邪魔してしまう・・・
44:37~ 17小節②拍目に「riten.」
45:32~ ①拍目、Doは〔倚音〕、13小節①拍目は倚音ではない
46:30~ ②拍目③拍目もぶつかっている不協和音、ウィーン風の歌い方(バドゥラ・スコダ先生直伝)強・中・弱
47:49~ ブルグミュラー(1806生)は一流の立派な作曲家、弟(1810生)も作曲家ピアニストでF.メンデルスゾーン(1809生)の親友、音の使い方は間違いなく一流で伝統的
50:38~ 14小節、右手Miは、左手Si,Re#,Fa#,Laに入っていない〔倚音〕、不協和音「11th」
52:00~ ◆装飾音〔プララ―〕の弾き方、拍頭で一緒に弾く(M.ラヴェル《クープランの墓》参照Les petites notes doivent être frappées sur le temps)
54:05~ 14小節、第V音〔ドミナント〕に〔半終止〕を感じる「不安感」
55:20~ 17小節①拍目は〔倚音〕であり第VI音でもある
56:17~ 21小節~、伴奏型は四分音符だらけ、反復音はノンレガート、Bassは伸ばす
58:00~ 右手②③拍目も反復音でノンレガート、反復音を集中的に考えるのは大事な勉強
58:58~ 22小節、右手Solの第I音で終わっている〔全終止〕
59:25~ 21小節①拍目、Siは「13th」の〔倚音〕、22小節①拍目は「9th」の〔倚音〕でお洒落
1:00:19~ 23小節、「dolce(甘く、甘美)」
1:00:45~ 24小節、〔トニカ〕だけど、Bassに長い音が続くことで〔全終止〕とならない? 22小節、26小節では両手共にノンレガートで〔全終止〕
1:01:56~ 27小節、いきなり「forte」
1:02:40~ 29小節~、〔中間部〕
1:03:22~ 「f deciso」、英語の「decide」に近い言葉「決然と」
1:04:21~ 「Styrienne」はアクロバティックな踊りの要素がある!?
1:05:48~ 左手の伴奏型の四分音符は、全てノンレガート
1:06:36~ 31小節~、左手の付点二分音符は指でレガートできる「4ー5ー2ー3ー」
1:07:14~ 35小節、Fa♯は〔倚音〕
1:07:32~ 36小節、〔全終止〕、〔中間部〕の調性はC-Durハ長調
1:08:04~ 28小節の〔全終止〕は「forte」のまま、無理に減衰しなくていい場合もある
1:09:17~ 【II,IV,VI和声解析】、29小節③拍目のFaは第IV音、30小節③拍目のReは第II音
1:10:41~ 36小節の〔全終止〕は音が下行なので減衰、28小節の〔全終止〕は上行なので減衰しない?
1:11:54~ 【II,IV,VI和声解析】31小節、左手Faは第IV音、33小節のLaは第VI音
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▼ブルグミュラー【楽曲和声解析】動画一覧▼ https://www.youtube.com/playlist?list=PL8FTK8c0NoEiN68TDGjLIL6NfdyCNi4mO
▼ベートーヴェン【ピアノソナタ全32曲 楽曲和声解析】動画一覧▼ https://www.youtube.com/playlist?list=PL8FTK8c0NoEhrnP5arfRUU3nOC_q9qQ63
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