音楽家ピアニスト瀬川玄「ひたすら音楽」

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◆ピアノそれぞれ鍵盤の形が違う

2010年04月08日 | ◆一言◆
当たり前のようなことなのですが、
考えてみると、ピアノ弾きにとっては案外重大な問題なのかもしれません。


それは、「ピアノの鍵盤の形」


基本的に、今日のピアノの鍵盤の数は88鍵、
それはどのピアノも同じ、ところが、
「鍵盤の形」というもの・・・よくよく観察してみると、
個体差が少なからずあるようなのです。


例えば特に気になるのは「黒鍵」でしょうか。


幅(太かったり、細かったり)や
表面の形(平か、ちょっと丸みか)や材質、
更には黒鍵そのものの長さなども、
よくよく見ると、短めだったり、長めだったり・・・

などなど、
探してみると、それぞれのピアノの鍵盤の特徴というものは、
千差万別あるのかもしれません。


面白いのは、メーカーによって違いがあるのはもちろん、
同じメーカーの中でも、更には
同じ型式の中でも個体差があるかもしれず、
一台ずつの性格を有しているかもしれません。


グランドピアノ、アップライトピアノとでは
内部の構造が違い、タッチの感触が違う、ということは
よく耳にするのですが、
ふと、目からうろこが落ちるような気がする「鍵盤の形」の違いについては・・・!?


もしかすると、これ次第でそのピアノの弾き易さ、相性などが決まってくるのかも!?
いやはや・・・だとしたら、これはなかなか重大な問題です・・・


ピアノを弾く際の、あるいは選ぶ際のひとつの基準に
「鍵盤の形」
という項目を考慮してみることは案外重要なことかもしれません。


しかしこれについて、
考え過ぎて・過敏になり過ぎてピアノを弾くのが
苦痛になってしまってはいけませんが、
ちょっと意識を払ってみて、
ピアノの弾き応えを確かめてみることは
有効な意識の仕方なのかもしれません。







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