音楽家ピアニスト瀬川玄「ひたすら音楽」

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◆g-mollト短調の音楽

2016年03月26日 | 全24調性一覧
バッハ Johanne Sebastian Bach
⚫︎平均律クラヴィア曲集 第2巻 16番
荘厳な前奏曲。付点のリズムからは「フランス風序曲」が想起される。
壮大なフーガ。曲が進むにつれてテーマが重なり合い、盛り上がった末の半終止、テーマが一声で現れるのが印象的な、ドラマティック音楽。

⚫︎フルート・ソナタ BWV.1031 第2楽章「シチリアーノ」
もしかすると次男カール・フィリップ・エマヌエル・バッハの作(合作?)とも言われる曲。いずれにしろ、名曲。



モーツァルト Wolfgang Amadeus Mozart
⚫︎交響曲 第40番 K.550
評論家・小林秀雄の名言「疾走する涙」はこの音楽(たしか第4楽章?)をいったもの。



メンデルスゾーン Felix Mendelssohn
⚫︎ピアノ協奏曲 第1番 作品25
開始早々、ピアノ独奏が「ドミナント属和音」で始まる、異様な疑念と焦燥感の溢れる音楽!?

⚫︎無言歌 作品19-6「ヴェニスのゴンドラの歌 」
「無言歌集」の中にあって、作曲者が珍しく曲名を記した楽曲。暗い不安感に覆われた不気味な音楽・・・



ショパン Frederic Chopin
⚫︎バラード 第1番 作品23
若き日のショパン、集大成といえる出来栄えの曲といえるでしょうか。まさに、美しくも「悲劇的」な音楽。



ラフマニノフ Sergei Rachmaninov
⚫︎前奏曲 作品23-5
不気味?で堂々?とした行進を思わせる名曲。中間部もト短調で、オリエンタル(←ロシアの広大な土地と文化の広さが思わされる!?)な雰囲気ある旋律が美しい。



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