音楽家ピアニスト瀬川玄「ひたすら音楽」

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2月21日(金)のつぶやき

2014年02月22日 | ◆一言◆

ドビュッシーが自らを「印象派ではない」と言い切っていることは知らないといけないと思います。しかし今・・・《3度の練習曲》を弾いていたら、これは「印象派」と呼ばれて仕方がない美しい音楽!だと思いました!「ドビュッシーは印象派」と片付けては決していけないのですがしかし・・・です


世に言う「ドビュッシーは印象派」という常識は、真実と異なる間違った解釈のようです・・・ しかし、ドビュッシーは「印象派的」という言葉を使ったら、間違いではなくなる!? 微妙な差ですが、その意味合いはとても!大きいと思われます・・・音楽芸術の真実に近付くためにも!


・・・とはいえ、ドビュッシー《3度の練習曲》で「印象派的」と感じたのは、曲の真ん中あたりにおいてで、最後は、とてもそんな呑気なことは言っていられない、大変な音楽でした・・・ 恐ろしい「戦争(第一次世界大戦)」を思わせる音楽・・・


間違うことを咎めてはならない、しかし、間違いを繰り返すことは避けなければならない、と思いました。「間違ってはいけない」のではなく「間違いを繰り返してはならない」と。(なるべく間違わないに越したことはないでしょうが(笑))


私は、人類における数千年に渡って変わることのない「普遍性(不変?)」があると思っていますが、しかし同時に人類の「進歩」というのも確実に在ることのだろうな、とも思います。変わりゆくもの、変わらぬもの、両方あるんだろうな~と・・・。


真理を追求することは、時に残酷であることも・・・ある・・・?


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