音楽家ピアニスト瀬川玄「ひたすら音楽」

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(相対性理論!?)残響の多いホールでは、音楽はそれ相応にテンポが揺れるべき!?

2016年05月20日 | 音楽(一般)

ただいま、なぜか、3年前に自分が敢行したドビュッシー全ピアノ曲連続演奏会の部分をきいております・・・
全4部のリサイタル、実は、大変だったのは1部と4部で、2部3部は、なんだか楽しく!?演奏していたことが思い出されました。ランナーズハイ!?
今度!?・・・油断は大敵です・・・


フィリアホールにおける演奏を聴きながら、妙なことを考え始めました・・・残響が多い空間において演奏する時、大きな音は残響によって、より長くその空間に居座る力を有しているようで、これ、アインシュタイン相対性理論的に考えると、音量によって、音楽の多少テンポが変わるのは有り得ること!?と


「粒が揃ってテンポに揺るぎが無い演奏」に、どんどん懐疑的になっています・・・それは相対性理論を理解していないともいえる!?ゆえに不自然なこと!?
音楽のテンポは・・・有機的に揺れるべき!?
商業主義に汚染された「抗菌コート(ノーミス)」されていない、有機的な音楽の復興を求めます

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ゆえに、3年前に自分が残響豊かなフィリアホールにて演奏した録音からは、不満足感を感じ始めました・・・
音量の大きくなったところで、時空間がそれを充足しないうちに先へ行ってしまうインテンポな演奏ではないものを、思い始めました・・・


インテンポ主義とは、なんのため!?

もちろん、不要なテンポの揺れは、有意義でなく、芸術的価値を落とすでしょう・・・
だからといってその反面、機械的インテンポがよいかというと、そうではないように思える。
有機的な音楽におけるテンポというものを、しっかり会得したいものです!!

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自分の母(元プロ奏者)が、奇妙なほどの「インテンポ主義」を持った感覚のようで・・・その意見に私の数十年、迷わされてきました・・・その是非を、解きたい



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