以下はF.リストの言葉だそうです
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同時に、ここにつけ加えさせて言わせていただきたいことがあります。
それは、
私はいまだ各所で行われているあの機械的な、拍子のうわずった、
ばらばらに切り刻んだ思い上がった演奏、つかみ損ないの演奏は、
できるだけ拒否したいとねがっていることです。
ただ特殊なアクセントを際立たせ、メロディーとリズ . . . 本文を読む
メンデルスゾーン作曲《無言歌》を理解するのにうってつけの文章を見付けました。
(マルク・アンドレ・スシェイへ宛てたメンデルスゾ-ンの1842年10月15日の手紙)
「世間では、音楽が多義的だと常日頃から言われます。
音楽は何を考えているのかよくわからないが、言葉は万人に理解できる、というわけです。
でも私は逆だと思います。
話全体ではなく、ひとつひとつの言葉を取り出したとしても、
正しい . . . 本文を読む
先日、
指揮の極意なるものについて考え、書いてみましたが、
http://blog.goo.ne.jp/pianist-gensegawa/e/d3d9052cb65b0c957dd9b31860e6e1c6
先程、ふと、それに適した我々皆良く知る慣用句が思い出されました。
それは
「先んずれば人を制す」
ちょっと先回りして、前もって、演奏中の音楽を捉えようとする心掛け。
そしてそれ . . . 本文を読む
今更ながら僕には信じられないのですが、
デジタルとは、「0」か「1」の天文学的数量の信号のやりとりで
成り立っている世界なのだそうですよね?
今僕の手にしている携帯電話、その画面に現れる文字、
この記事を投稿しようとしているブログも全て!!
「0と1」で成り立っているなんて・・・凄い・・・
そしてでも、ふと気付いたのです。
デジタル信号は、その数の多さ(ドット?)の驚異的な発展により、
限 . . . 本文を読む
灯台下暗し?
ショパンは4曲の《バラード》を書いています。
「バラード」とは、古来からヨーロッパに伝わる「詩」の形だそうですが、
それを、音楽作品として世に出したのは、
ポーランドの一青年、今年生誕200年を迎えて世界中で騒がれているピアノの詩人、
F.ショパンが初めてなのだそうです。
ショパンの《バラード》というと、
ピアノ弾きの人々にとっては、あまりに身近な存在・・・
あらため . . . 本文を読む