ピカビア通信

アート、食べ物、音楽、映画、写真などについての雑記。

ピカビアについて

2006年05月11日 | 芸術


本来なら、初回に説明すべきことだが、どうしてもヒ
メギフを載せたかったがため今回になってしまった。

フランシス ピカビア。
マルセル デュシャンなどと芸術活動を共にした絵描
き(ベルギー出らしい)である。
といっても自分自身あまり彼の作品は知らない。
が、名前だけはずっと知っていて、偶然観た映画「幕
間」(マクマではなくマクアイと読む念のため)で彼
の名を発見し、何故か感激した。
この映画はルネクレールが1924年に撮ったもので、
それに関わった人たちの名前を見るとびっくりする。
といっても、芸術関係に興味のある人たち限定である。
といっても、その中のさらに現代美術系に関心のある
人限定である。
つまり全体からすればピンポイント、1パーセントも
無いかもの世界だが、マンレイ、エリックサティがそ
れらの人間だと聞けばぴんとくるであろう(くる人は)。
どちらも好きなので、個人的にはこの「幕間」はちょ
っと忘れられない作品となった。

話をピカビアに戻す。
結局早い話、作品がどうのではなくこの名前、語感が
好きだったのだ。
作品だったら、デュシャン、マンレイの方が好きで、特
にコラージュにおいてはマンレイを師(勝手に)と仰
いでいる。
他の連中よりややマイナーなところも気に入っている、
とまあそんな程度の名前選択であったのだ。
ちょっとピカビアに失礼な気もするが。

ところで話は大きく変わり日本代表。
おいおい大丈夫か?
本当のところ全然大丈夫ではない。
よく決定力がどうのといわれるが、確かにない。
ブルガリア戦でも玉田が惜しいところまでいくが、点は
入れられない。
殆どdeja vuの世界だ。
しかしもっと問題なのはディフェンス。
1対1に弱いというのは致命的だ。
ならば組織的にということになるが、戦略の無いジーコ
は何の手も打てない。
しっかりした核のようなディフェンスの形がないのだ。
はっきり言って本番では3連敗を予想する。
良くてオーストラリアに引き分け。
ジーコでは超弱気になってしまう私でした。

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