ピカビア通信

アート、食べ物、音楽、映画、写真などについての雑記。

写真

2006年05月19日 | Weblog
今使ってるカメラは、オリンパスのキャメディア。
所謂コンパクトデジカメというやつだ。
最大画素数は400万で、典型的な初心者向けのカメ
ラだろう。
しかも、撮るときは殆ど200万画素だし、本格派か
らはほど遠い。

元々カメラには大して興味はなかった。
フィルムの一眼レフは一応持っているが、それも友達
の中古を安く譲ってもらったもの。
結局フィルム一本分くらいしか撮ってないと思う。
その後ふたのつめが壊れ、ガムテープで固定して一回
使ったのだが、結局感光させて、それ以来眠っている。

その程度のカメラ経験なのだが、デジカメは実に役立
っている。
散歩ついでにいろいろ撮るというのは、散歩そのもの
の動機を高めてくれる。
なんらかの楽しみがないと、やはりやる気が出てこな
いものだ。
そして蝶などを撮るようになったら、ますます楽しく
なってきた。
極私的楽しみ。
しかしそうなると今度は、カメラに対する不満が出て
くる。
マクロ撮影が多くなるので、そのピントの甘さが気に
なってくるのだ。
しかも焦点そのものが合わないことも多々ある。
なんせ対象が動く小さいものだから。
せっかく珍しい蝶を見つけ、どきどきしながら撮って、
後で確認したらボケボケなんてことは、一度や二度で
はない。
しかし、その写真を引き伸ばして作品にするわけでも
ないので一眼デジカメなど全然必要ない。
と、自分に言い聞かせている今日この頃なのである。

本日の写真は、そんなデジカメで撮った壁。
蓼科にある廃屋の壁だが、今まで撮った中での一番の
お気に入り。
想像力を刺激してくれる。
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