ピカビア通信

アート、食べ物、音楽、映画、写真などについての雑記。

モンテネグロ2

2006年05月25日 | Weblog
そもそもこの名前を知ったのは、今から20年近く前
見た映画のタイトルとしてだった。
ドゥシャン マカベイエフという監督の「モンテネグ
ロ」という映画なのだが、映画そのものは所謂普通の
映画ではなく、監督のテイストである変態味が売りの
どこがモンテネグロなのか、という作品だった。
今から思うと、一応舞台がモンテネグロだったのか。
いずれにしろ、当時はモンテネグロの意味は分からな
かった。
しかし、単純に名前が面白かったので記憶に残ること
となったのだ。

その後、ユーゴスラビアが崩壊したときに再びこの名
前を目にすることになったのだが、なんだか懐かしい
ものに出会った気分だった。
それにしても「モンテネグロ」、この名前はひょっと
して「モンブラン」と同じ構造の言葉か。
白い山のモンブランに対して、黒い山。
今見ると意味を考えてしまうが、当時は本当にこの語
感が好きだったのだ。

写真はマムシ草。
この時期野山にいっぱい生えていて、マムシのように
見えるその姿が良く目立つ。
例によって、Solarisation(反転)で。
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