ピカビア通信

アート、食べ物、音楽、映画、写真などについての雑記。

日本代表

2006年05月16日 | サッカー


この話題は、今日で最後にします。
ほぼ予想通りの人選で、唯一久保が巻に代わったのが、
所謂サプライズ。
しかしこれは、ジーコの本心ではないと推測する。
もともと不思議な人選をするジーコ、ここにきて周り
は一気に喧しくなってきた。
つまり世論は巻をどうして入れないんだ、と。
下手をすると、ドイツへ行く前からジーコ批判に火が
つきそう。
ただでさえしょぼい試合が続いているというのに。
そこで川渕キャプテンの登場。
世論の変化に敏感な彼はジーコに進言する。
「久保を入れたい気持ちは分かるが、世論は巻だ」
「君のためにもここは考えた方がいい」
で、「マキ」と言ったときのジーコの不服そうな表情
につながる。

実際久保が本調子なら、圧倒的にフォワードのトップ。
しかしどう見ても今の調子ではしょうがない。
巻で異議なしなのだが、それなら玉田、柳沢はどうな
のよというのはある。
それより松井は何故なんだ、と納得できないことは多
いが、それはジーコの権限だから。
一番は、ジーコでどうなのよ、だ。

マスコミは案の定浮かれモード突入。
現実を忘れ、「勝てる幻想」一色になってきた。
前回と違って、勝てるという気がしないのはネガティ
ヴ思考の賜物か。
せめて、次につながる若手の登用とかあれば、また違
うのだが、いやはや。

写真は、そんな気分に一服の清涼剤。
霧が峰で撮ったカモシカ。
こちらの気配を窺っている。

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