バリ路上生物シリーズ、今回は犬。
バリの街中で一番普通に見かけるのが犬。
構成は野良犬、飼い犬、その中間。
首輪をつけているのも中にはいるが、基本的には地犬。
そんな犬が、歩道に堂々と寝そべっている。
始めはちょっとびっくりするが、こちらも堂々と歩い
ていけば(つまり跨ぐ)殆ど問題ない。
殆どということは、たまには問題があるということで
はないか、と疑問に思うかもしれないが、その通り。
たまに問題がある。
つまり、吠えて向かってくる犬もたまにいるのだ。
特に夜、集団で吠えまくっていたりするとさすがに怖
い。
街灯もないような暗い夜道で遭遇すれば、かなり怖い
体験をすることとなる。
一般的に、怖がる人ほど吠えられるという傾向はある
のだが、個人的体験では、自転車でこいでいるときに
一度襲われた、しかも真昼間に。
バリのウブド(写真はすべてウブドのもの)というと
ころは、内陸部の高原地帯的なところなのだが、それ
ゆえ坂が多い。
その坂を必死でこいでいる時に突然襲ってきたのだ。
咄嗟に蹴ろうとしたが、結構きつい坂だったのでうま
い具合に反撃できなかった。
帰りに一発かましてやろうとその気でいたのだが、も
うその姿(腐ったような汚い犬だった)はなかった。
今でもそれが心残りである。