ピカビア通信

アート、食べ物、音楽、映画、写真などについての雑記。

スペインチーズ2

2007年08月19日 | 食べ物


先日ニューヨーク土産で貰った「スペインチーズ」だ
が、「マンチェゴ」ともう一つ、そのチーズがどうい
うものか分からなかったのだが、判明した。
山羊チーズを赤ワインで洗ったもので、スペインは
「ムルシア地方」(どこだか判らないが)の特産とい
うことだ。
昨日初めて食べてみたが、これがまた「山羊チーズ」
としては珍しいタイプで、セミハードタイプのような
肌理の真っ白なチーズで、見かけ上はフランスの「シェ
ーブル」とは明らかに違い、味の方も大分違った。
表面を赤ワインで洗ってあるので、色は赤紫。
紫蘇でも巻いてあるのか、と日本人だったら思うとこ
ろだ。
しかし、「マール」で洗ったフランスのウォッシュタイ
プなどとは違い、強烈な匂いは発しない。
つまり、全体としては山羊にも関わらずおとなしい。
食感も滑らかで、癖もそれ程強くない。
実に食べやすい「山羊チーズ」だ。
これはこれで、充分美味しい。
これでまた一つ新しいチーズがレパートリーに加わっ
た。
「ケソ.デ.ムルシア.アル.ヴィノ」覚えられるか
な。

ついでに「ムルシア」地方ってどこか調べてみた。
スペイン西南部の地中海に面したところで、なんだ
か良さそうなところだ。
古い町並みも残ってるし、尤もこれはヨーロッパの
どこに行っても感じるところ。
しかも「ムルシア州ムルシア」はスペインで7番目
の都市ということらいい。
そういえばサッカーチームの「ムルシア」って聞いた
ことあるぞ。
大して強くはなかったが。
そこで、確認すると、ちゃんとリーガエスパニョーラ
一部のチームだった。
ついでに公式ホームページを見てどんな選手がいるの
か確認する。
のつもりだったが、スペイン語で良く分からない。
知ってる選手はいないだろうから、まあ良いか。

こういうことをやっているといつも感じるのだが、本
当インターネットは役に立つ。
昔だったら(といってもほんの10年前でも)、それ
ぞれの専門書を見ないと分からない事柄だ。
この場合は、チーズとサッカーの専門書。
それと、観光パンフレット。
インターネットの一番の良さは、あらゆる専門書代わ
りになるこうした機能であろう。
って、今更言うことでもないか。


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