ピカビア通信

アート、食べ物、音楽、映画、写真などについての雑記。

究極のラーメン

2007年08月24日 | 食べ物


昨日の続き。
蓼科で、昼飯でもとカレーの「ナタラジ」に寄ろうと
思ったのだが、この時期でも(20日過ぎ)観光客は
多く、「ナタラジ」の駐車場も一杯。
昔の蓼科は、お盆(8月16日)も過ぎると一気に静
かになったものだが、今は分散型だから。
どうせシーズン価格だろうしと思って、パスすること
にした。
となると、ビーナスライン上の店で入る気になるよう
な店は思い当たらない。
それに、これといって何を食べたいという欲求も今日
はない。
こんな夏の日の、様々な条件が揃った時に浮上するの
がラーメン屋。
様々な条件というのは、まず、積極的に食べたいもの
がない、次に夏の暑い時である、そして安く仕上げた
い、の3っつである。
要するに、食べ物に対する消極的な状態の時の選択肢
が「ラーメン」なのだ。
当然、年に数回あるかないかの出来事だ。
今回食べれば、今年2度目となる。

店は、不味くなければどこでも良い。
ただ、入りやすいところをこちらとしては望む。
「チェーン店」でも「こだわりの個人の店」でもどっ
ちでも良いが、「こだわりの店」はちょっと鬱陶しい
ので、一般的には「チェーン店」の方が入りやすい。
そんな「チェーン店」の一つに入ることにした。
「和風ラーメン」(要するに魚のだしを使っている)
と、ニンニク抜き青紫蘇入りという「ギョーザ」を頼
んだ。
どちらも不味くはない。
それで充分。
しかし、和風ラーメンといっても、スープの味は充分
濃い。
良くあのしょっぱいスープを飲み干せるものだ、と今
回も感じつつ、スープの三分の二を残し店を後にした。
代金は、餃子と合わせ600円弱。
この値段では全く問題ないというか、ラーメン一杯で
600円以上出す気にはなれない身からすると、世の
中の、「究極のラーメン」とか「こだわりのラーメン」
とか言って、下手をすると1000円くらいとる「ラー
メン」自体がアンビリーバボーなのだ。
個人的には、500円だ。
限度は。
そして不味くはない、これが個人的な究極のラーメン
なのである。

そして、「外付けDVDプレーヤー」を買いに、近く
の「ヤマダ電機」に行く。
こういう場合、色んな機種がありはっきりその違いが
分からないので迷うのだが、店員さんに一応質問し、
納得したような振りをして、どのDVDにも対応して
いるというプレーヤーを買った。

その足で、今度は食後のコーヒーでもと思い、久しぶ
りにT君のカフェに行く。
コーヒーを飲みながら、近況を聞く。
そういえば、いきなりBGMでキングクリムゾンの「Isl
ands」がかかっていた。
相変わらずのプログレッシブ野郎である。
そして帰りに、お土産で「シードル」まで貰う。
なにやらイベントで使った時のあまりということらし
く、「Doux」と「Brut」の二本あり、最初は「Doux」
(甘口)の方を持ってきたので、これしかないのかと
思い、たまには甘口でも良いか、と覚悟していたのだ
が、「Brut」もありますよのT君の一言で、遠慮なく
「Brut」に変更してもらう。
ビールも切れたことだし、ちょうど良いタイミングだっ
た。

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