ピカビア通信

アート、食べ物、音楽、映画、写真などについての雑記。

オニヤンマとコオニヤンマ

2010年08月01日 | Weblog


この時期になると、小さい子供を連れた観光客と思しき家族連れが多くなる。どこの話かというと昨日「更科」で目撃した光景である。久しぶりの蕎麦である。本当は夏場の蕎麦は、一年で一番良くないときであるが(7、8、9月)、それでもたまには食べたくなる。これから観光地では、間違いなく、情報を仕入れた人々が炎天下で行列を作り、二時間待ちなどということを平気でやるが、あれは愚の骨頂である。が、人気店に並ぶことに拠る満足感、味ではなく情報を消費した満足感、そしてそういう店で何時間並んで食べたという他人に対して伝えられる経験をした満足感、結構当人たちは納得して帰るのですべては余計なお世話である。それにしても、皆さん並ぶのがお好きなようで。折角来たのだからという危機感にも似た意識がそうされるのかもしれない。

で、主人とトンボの話をしたのだが、予想通り29日の写真を「オニヤンマ」だと思っていた。あれは「コオニヤンマ」である。よく見ると、胸部の縞模様が違うのである。それと頭と胸部の大きさのバランス、「コオニヤンマ」の方が頭が小さい。もう一つは止まり方。「オニヤンマ」はぶら下がりだが「コオニヤンマ」は抱え込む感じである。と以上主人相手に説明したのだが、実は当人もこのことを知ったのはほんの二年前の話である(まるで昔から知ってるが如く得意になって解説したが)。それまでは、ストライプの大きめのトンボは全てオニヤンマであった。ということで今日はその「オニヤンマ」の画像を。興味のある人は違いを確認してみてください(あまりいるとも思えないが)。
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