ピカビア通信

アート、食べ物、音楽、映画、写真などについての雑記。

ジャック.パランス

2010年08月07日 | 映画


更科の主人がアルドリッチ「攻撃」を返しに来た。やはり気に入ったようで、ジャック.パランスが良い、と言っていた。以前貸したジャ.ジャンクーの「青の稲妻」や「プラットホーム」と違って眠くなることもなかったろう。で次回は、同じアルドリッチの「キッスで殺せ」を貸すことになった。

ジャック.パランスと言えば、この前深夜のBSNHKで「ゴダールの軽蔑」をやっていて、「日本対オランダ」の合間に見ていたのだが(何をやってるんだか)、それにも出てきていたので驚いた。いろんな映画に出ている割には、主演作が「攻撃」とか地味めなものなので今ひとつ脚光を浴びていない印象があるが、いい役者であることは間違いない。で、その「ゴダールの軽蔑」だが、主演はブリジット・バルドー、あまり好きでもないがこの映画を見ていたら、エリカ様もこの路線を徹底すれば良いのでは、などとどうでもいいことを考えてしまった。他には、若かりしころの(当たり前だ63年作だから)ミシェル.ピッコリ。晩年オリヴェイラの「家路」や「夜顔」(これは未見)などで渋い演技をしている。その他にはフリッツ・ラングが監督役で出ていたりと、ある意味豪華な映画であった。
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