昨日「ハヤブサ」のドキュメントを見たが、改めてその快挙ぶりを認識した。しかし、最後の大気圏投入の折、自身は採取容器を守るために燃え尽きるところなどは、所謂自己犠牲の美学で、多くの日本人は思わず共鳴してしまうところであろう。パニック映画であれば他の人間を守るために自分が犠牲になる良い人、という役どころだ。どうしても擬人化して見てしまうのだが、最先端技術の現場にそういう部分があるというのは、ひょっとすると日本の文化のいい部分かもしれない。情緒的と言えなくもないが、最近の行き過ぎた利己主義個人主義というものを考えると、むしろ必要なのではないかと最近は思うようになった。お金だけがモチベーションのアメリカを考えると尚更だ。
昨日「ハヤブサ」のドキュメントを見たが、改めてその快挙ぶりを認識した。しかし、最後の大気圏投入の折、自身は採取容器を守るために燃え尽きるところなどは、所謂自己犠牲の美学で、多くの日本人は思わず共鳴してしまうところであろう。パニック映画であれば他の人間を守るために自分が犠牲になる良い人、という役どころだ。どうしても擬人化して見てしまうのだが、最先端技術の現場にそういう部分があるというのは、ひょっとすると日本の文化のいい部分かもしれない。情緒的と言えなくもないが、最近の行き過ぎた利己主義個人主義というものを考えると、むしろ必要なのではないかと最近は思うようになった。お金だけがモチベーションのアメリカを考えると尚更だ。