ピカビア通信

アート、食べ物、音楽、映画、写真などについての雑記。

バレーの日

2011年06月13日 | Weblog

 

バレーボールの試合は本番を向かえた。予想通り、優勝候補(結果的に今回も優勝)が相手で(スパイクをドスンと打ってくる)一回戦敗退。以前は我がチームも圧倒的な強さを誇っていて、過去には十連覇などという輝かしい歴史もあるが、いよいよ高年齢化が進んで、ここ数年でチーム力は一気に下降している。しかし内心では、試合が少なくてほっとしている。今や一試合で充分である。そしてその後、慰労会。実はこの方が疲れたのだ。

その係りだったので、数日前からいろいろ準備をして、当日も選手の後はまた準備。この点でも一回戦で終わってくれ、時間的余裕もできてよかったのだ。キッシュとピザなどを用意し、シードルでスタートというとても田舎の公民館でやるようなものではなかったが、そこは自分の好みを反映して一気に押し切った。ただ、宅配ピザでプレーンを頼んで、そこに用意したミラノサラミや鶏の燻製(塩のみ本物の)、黒オリーブなどをトッピングするという方法をとったのだが、冷め加減の宅配ピザがどうにも美味くなくて、久しぶりに食べたのだが、こんなに不味かったのかと思ってしまった。冷めているという以外、やはりトマトソースが決定的に美味くないのとチーズもちょっと違う。今回のこのピザに関しては、大いに改善の余地ありだった。

朝6時にスタートしたバレーの日は、夜7時過ぎにやっと終わった。

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土曜の夜

2011年06月12日 | Weblog

 

ある会のために使うオードブル用のお惣菜を、「クチーナにし村」で買うために松本に行った。土曜の夜の松本は飲み客が多く、普段見ている顔とはがらっと変わる。基本的に人の数が違う。ちょっと都会の繁華街のような匂いがある。こういうのはずいぶん久しぶりな気がする。ビオトープの世界とは対極である。今や興味が花鳥風月となってしまってるので戸惑いすら感じる(ちょっと大袈裟)。

ついでに「クチーナにし村」で、時間調整をかねて(車が信頼できないので電車で行った)軽く何か食べていこうかと思っていたが、店は曜日と時間帯でそれどころではなかった。そこで、これも久しぶりだが「クリヨードヴァン」に行く。気温的にはテラスでも大丈夫そうだ。予定通りテラスにてバベットステーキをグラスワインとともに食す。ドアも開放していて気分はやはり「夜のカフェテラス」だった(相変わらず近くの信号の「とおりゃんせ」は聞こえてくるが)。初めは他にテラス客はいなかったが、その後つられて一組座った。誰もいないと、なかなか座ろうとしないのがテラス席である。

予定通りここで時間調整して、電車の時刻にあわせ9時前に店に行くと、殆どの客はまだいて忙しそうだったが、頼んだものを手にして、保冷財もばっちりに駅に向かった。地元の会に使うには質が高いが、オードブルと言う名の不味くて食べるものがないいつものものより、少々高くても美味くて質が高いものの方が良いに決まってる、と係りとして思ったのだ。

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apres 定点観測

2011年06月11日 | Weblog

 

定点観測の後、ある所で駐車していてさあ帰ろうという時、車のエンジンがまたうんともすんとも言わなくなり、再び車屋さんを呼ぶ羽目となった。前回が一週間前、出かける度にこれでは堪りまへん。兎に角、山の中でなかったのだけが幸いだった。実はこのとき、殆ど緊急時のためだけに持つようになった携帯が充電切れ。近くにコンビニの公衆電話があったから事なきを得たが、日常は想定外だらけだ。これでますます車に対する信頼感がなくなったことだけは事実である。これじゃあ危なくて遠出もできない。

そんなもろもろで昼間くたくたとなったところに追い討ちをかけるように、夜は最後のバレーの練習(地区のバレー大会のため)。昔と違って困るのは、疲労感がまったく抜けないというところ。携帯の充電は直ぐなくなるのに、こちらの疲労はしっかりと蓄積される。

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定点観測記2

2011年06月10日 | 生き物 自然

 

最後に向かったのは、某溜め池。ここはちょっと歩かないといけないので定点としてはお気軽ではないが、市井の定点観測者としては、そんなことで文句を言ってはいけない(元々酔狂の世界や)。ほぼ林道のような道なので歩くこと自体は楽。しかも倒木が多いので、いろんな虫が現れる。そうやって考えると、溜め池に至る過程も観察向きと言えそうだ。こんな見たことないような「ゾウムシ」もいたり。

 

 

こんなのがいたり

 

 

珍しくはないが、誰でも一度は撮りたくなるフォトジェニックな「ハンミョウ」がいたり

 

 

なかなか飽きさせない林道だ。しかも、今日はきのこ類もオレンジ日和。

 

 

いい具合のこんな振れたようなきのこも(実際振れているのだが)

 

 

そして、溜め池に到着。ヤゴの羽化殻でもないかと岸に沿って歩くが発見できず。それより道中見られた「シオヤトンボ」などのトンボそのものがここでは見られない。トンボの不毛池か?と水面を見ていると、突然水中から枯れ枝に、でかいゴキーラのような虫がよじ登ってきた。おいおいひょっとして、これはゲンゴロウじゃああーりませんか。各地で絶滅している、嘗ては何処の田んぼでも見られた「ナミゲンゴロウ」、まさかこんなところで出会うとは。田舎でも、自然の中で目撃するのは何十年ぶりかである。しかも、ちょうど見ている目の前で。これも一種の僥倖であろう。どうやら甲羅干しで外に出てきたようだ(そういう習性がある)。

 

 

スーパーマクロで撮ろうと、10センチほどにグッと近付いたら、ボトンと落ちた。定点観測はするものである。

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定点観測記

2011年06月09日 | 生き物 自然

 

天気も良く、定点観測に出かける。まずは「オオルリボシ池」。やっとトンボの姿も見られるようになったが、その殆どはこの「シオヤトンボ」。典型的なこの時期のトンボである。以前はこの手のもは全て「シオカラトンボ」だと思っていた。これはシオカラトンボに比べて扁平なのと、ちょっと小ぶりという違いがある。

 

 

その他で多かったのは「ホソミオツネントンボ」

 

 

いずれも、どこでも良く見かけるトンボである。他は「ヨツボシトンボ」が少々。トンボ以外では、まあ殆どの人は気味悪がるであろうヤスデの一種が周辺の倒木に。なんだか「ダンゴムシ」を思いっきり伸ばしたような胴体だ(クリック注意)。

 

 

そして次に向かったのは同じく定点である、某溜め池。しかしその途中、イメージする昔ながらの田んぼにある溜池そのものというのがあったので車を止める。それがこれ。

 

 

昔はこんな溜め池だらけだったのだが、今は山方面でも少なくなった。何かいるかと覗いて見ると、おたまじゃくしが多い。トノサマガエルのおたまじゃくしのようだ。久しぶりにその成体も見る。今やトノサマガエルでさえ滅多に見られなくなってしまった。他にはジャンボタニシではない本物のタニシもいた。これもかなり久しぶりである。トンボはちょうど「シオカラトンボ」の羽化ラッシュだった。

 

 

つづく

 

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ツバメ ヤゴ

2011年06月07日 | 生き物 自然

 

以前、今年は同時に2組のツバメが巣作りをしていると書いた。同時というのは初めてのことで、よく縄張り争いが起こらないという内容だったと思うが、結局もう一組のツバメに(どちらが先に着手したかは不明)追い出されてしまって、現在は一組が子育て真っ最中ということとなった。同じ軒先の近い距離で複数というのもたまに見かけるような気がするが、多くはやはり難しいのだろうか。追い出された方は折角そういう態勢だったのに、気の毒としか言いようがない。これも自然の摂理か。

そして久しぶりのヤゴ情報。そろそろ第一号が羽化してもおかしくない季節なのだが、周りの環境が遅れ気味なのでそれに連動してビオトープ内も遅れ気味のようだ。前座は「オオシオカラトンボ」で真打は「マルタンヤンマ」ということなのだが、真打は何せ初のことなのでいつ頃になるのか見当がつかない。気難しい師匠でないことだけを祈る。取り敢えず二頭とも元気である。

追記:誰も気付かないと思うが、写真の山の稜線の左隅の黒い点はゴミではなくクマバチ(クマンバチ)が写ったもの。昔はその大きさから獰猛な蜂かと思っていたが、ちょっかいさえ出さなければ極めて穏やかな性格らしい。

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行列のできる人気店

2011年06月06日 | 食べ物

 

テレビでよくやる、行列ができる人気店の吉祥寺特集で必ずと言って取り上げられるのがある羊羹屋。ここは本当何十年も前からそういう状態で、昔早朝から並んでる人を見て何事かと思ったことがある。当時は今と違って情報も行き渡ってなく、地元の人間に聞いて初めてその正体が分かったくらいに一部の人間しか知らなかったのだが、どういう風に知るのか遠くからわざわざ買いに来る人間がいたのも事実だった。それを聞いて興味がわき(まだまだ若かった)、一度は食べて見たいと思った。そしてある日、買うために並んだ。兎に角朝早くに来ないと駄目だということで、6時前に店に行ったら、すでに結構な数の人がいて大丈夫かと不安が走った。そして、整理券を配る段になって本当にぎりぎりだったことを知る。

一人五本までという制限があり、実際皆五本購入していく(整理券とともに数を申告する)。そして私の番になったのだが、残り五本とい実質最後の一人だったのだ。すぐ後に並んでいる人の祈るような顔。ここではい残念でしたと五本購入するのが、まあ多くのケースかと思うが、別に祈るような顔に負けたわけではないが、目的が一本おすそ分けと味見するだけだったので、二本だけ予約した。後ろの人の嬉しそうな顔。しかし、その人が更に後ろの人のために一本だけにしたかというとそうはしない。世の中得てしてこんなものである。

そこまでして購入した羊羹は、果たしてそれほどの感動的な味だったのか。一番重要なのはそこだが、正直な所を言えば並んでまでして買うか?というものだった。別に不味くはなくそこそこ美味いが、感動的に美味いかと言えば全くそんなことはないし、そもそも羊羹というのは感動的に美味いものかという、根本的な疑問すら感じてしまった。これは、「行列ができる人気店で入手困難」という情報をあり難く受け取る人が、味を五割り増し或いは美味いと思い込み満足するという前提があって初めて成り立つ世界なのではないか。と、その後数回他の人気店に並んでみた上での結論。それ以降、人気店に並ぶ事は一切していない。

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ブルグールからアルドリッチへ

2011年06月05日 | Weblog

 

昨日の「ブルグール」、エスニック味ミートソースで食したが、まるでタコライスでも食べてるような気分になった。挽き割りデュラム小麦とも言える「ブルグール」がご飯代わりとなってしまったのだ。しかも、茹で足りなかったのでその固いこと。こりゃあ普通のクスクスの方が好みだわえ。クスクスは粉にしたものを細い粒にしブルグールは麦の粒を砕いたもの、その製法の違いがそのまま味の違いとなっているのは分かった。つまり、ブルグールはクスクスの一回り(実際は二回り)大きいもの、とは言えないということだ。

最近ツタヤもすっかりご無沙汰だ。あまり見たいものがないというのが主な理由だが、見たいものが同じような価格であれば買ってしまえと今回注文したのが以下のDVD。保存用に山中貞夫「人情紙風船」「丹下左膳余話 百萬両の壷」(豊川悦司でリメーク版があったがあれは似て非なるもの、見てないが多分、いや間違いなく)、ルノアール「ゲームの規則」(代表作だが実はまだ見てない)以上が超廉価版、そしてアルドリッチの「ふるえて眠れ」「飛べフェニックス」(アルドリッチは全て押さえたい)、以上がやや廉価版の計5枚。こうやってDVDの森に踏み込んでいくのである。

 

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ユイレからブルグールへ

2011年06月04日 | Weblog

 

ゲロゲロ少年Yから借りたDVD、ストローブ=ユイレの「雲から抵抗へ」の中での神についての会話、非常に含蓄に富んでいる。それにしてもストローブ=ユイレを見る度に思うことは、映画って何だという根本的な疑問。二人の会話のみで成り立ってしまっていて、しかも固定カメラで画面の変化は殆どない(が風を感じる)。退屈なのだが魅力的なのが不思議だ。ブレッソンを更にそぎ落とし骨格のみを残した、とでも言おうか。。。

話はガラッと変わって、クスクス。確か前買ったものが余ってるはずだからと、ミートソースで食べようと思った。エスニックな味付けにすると結構いけるのだ。早速ひき肉でミートソースを作る。焦げ目をつけるのがポイントというのを長い間知らなかったが(滅多に食べないのもある)、今回はそこも押さえ、最後にアリサを投入し(クスクスには欠かせないしこれが入ると一気にエスニックに)完成。さてクスクスはどこかなと探すと、肝心のそれが見当たらない。ひょっとして余ってると思い込んでいたが使い切っていたのか、「オーマイガー」。ここでT君がついこの前「クスクス」要りますか?と聞いてきたのを思い出した。T君に連絡すると、それよりクスクスじゃないですが使ってないものが一箱ありますからと言う。それはクスクスより一回り大きな「ブルグール」というフランスものだった。ありがたくそれを頂戴する。世の中、知らないものがいろいろありまんなあ。

 

 

 

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トラブル各種

2011年06月03日 | Weblog

 

昨日の夜は、スーパーで買い物をした帰り、駐車場でいざ発進というところでエンジンがうんともすんとも言わず「オーマイガー」。スーパーの責任者に事情を説明し、取り敢えず翌日まで車を止めさせてもらう。人間の方は迎えに来てもらい帰宅。そして今日、車屋さんに連絡したら、バッテリーだったら一緒に行ってその場で付け替え乗って帰ればいいということで同行し、結局やはりバッテリーだったのでほっとし無事に帰ってきた。この程度ですんで一安心。よく考えて見れば、昨日迎えに来てもらったときバッテリーを繋いでエンジンをかければよかったのだが、その時は何故かバッテリーではないと思い込んでしまっていた。それほど、車に対しての信頼がないのだが、これで出先でエンジンがかからなくなったというのは車はいろいろでトータル五回目か。これは多いのか少ないのか、いずれにしろあまり体験はしたくない。

先日、二度目のバレーの練習があり、初日よりハードで今度は違う所が筋肉痛。ったくいやになりますです。

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夜のカフェ

2011年06月02日 | Weblog

 

宮崎在住の学生時代の友人がついでがあったということで訪ねてきた。そのついでというのが、大阪に来ると言うもので、そこからここ諏訪まではついでにしては長いのだが、宮崎を基点にすれば相対的な距離はあまり差がないというわけだ(な訳はない)。まあ、勢いの問題か。

このブログでT君のことも知ってるようなので、生T君を見て、より身近に感じてもらおうと「cafe Tac」に行くことにした。その前に諏訪大社の下社秋宮に寄って、生御柱(ニュースでよく見る人が乗った巨木を山から落とすあれ)も見てもらう。そこからcafeまでは歩いて数分だ。路地を通って到着。遠目から明かりがついたcafeというものも雰囲気があって良い。正に「Le cafe la nuit」の世界。ガレットを食べたことがあるかと聞くとないと言うので、卵とグリュイエールチーズの基本的なコンプレというのを頼む。宮崎にもガレット出すとこあるんじゃない?と聞くと、宮崎ではこんなものを出すと、なに気取ってやがると言われかねないそうだ。ほんまか?南の方がそういうものに対してはおおらかなイメージがあるのだが。流石、東国原を輩出しただけの県である。

そのコンプレは、思ったより(何回か食べてるのだが)ボリュームがありすっかりお腹は一杯。サービスで出してくれたシードルやチーズも食し、最後に記念に生T君を撮影して店を後にした。友人は一泊して、翌日大糸線経由で大阪に行く予定だと言う。大糸線?こちらだって未だに全区間乗ったことはないし、考えて見れば大町当たりまで一度乗っただけの経験しかない。どうやら彼は、やや鉄男君でもあるようだ。

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