ぴかりんの頭の中味

主に食べ歩きの記録。北海道室蘭市在住。

【本】幸運を引きよせる スピリチュアル・ブック

2006年10月04日 20時07分33秒 | 読書記録2006
幸運を引きよせる スピリチュアル・ブック, 江原啓之, 王様文庫 D8-1, 2001年
・昔、テレビで著者を見かけたときは"霊能者"として活躍していましたが、いつの間にかキャラクターが変わってすっかり売れっ子さんですね。
・"スピリチュアリズム"とは何なのか、わかったようなわからないような。丹田・呼吸法(気功?)だの、チャクラ(ヨガ?)だの、アストラル体・アカシック・レコード(神智学(シュタイナー)?)だの、西洋東洋問わず、いろーんな思想からいいとこ取りしてきた健康法や人生訓の寄せ集め、といった感じか。あまり目新しい主張は見られません。一貫した矛盾の無い思想体系というものには重きをおかず、むしろ『なんとな~く幸せになった気がする~』と人に感じさせる"話術"にその本質があるのではないでしょうか。
・出てくる悩み事を見ていると、つくづく日本は平和だと感じました。人付き合い、恋愛、健康、お金、仕事・・・
・「決して偶然ではありません、あなたがこの本を手にしたことは……。」p.3 たしかにちょっと疲れてるかも・・・
・「スピリチュアル・カウンセラーといっても、私は特別な人間ではありません。ただ目に見える世界だけでなく、目に見えない世界、人の過去や未来までもが見える能力を持って生まれただけのこと。ごくごく普通の生身の人間です。」p.4 これはつっこむところ?
・「この世に偶然はありません。これが、スピリチュアリズムの中で最も重要なメッセージです。」p.19
・「一般の家庭でも、「最近よく花が枯れるな」と思ったら、家族の誰かが悲しんでいたり、疲れていたりします。植物は、そういうシグナルを出してくれているのです。」p.42
・「ただ、勘違いしてはいけないのは、石を持つことで人生が変わったりはしないということ。鉱物も植物もあくまで補助食品、サプリメントのようなものです。」p.44
・「愛されずに生きてきた人は、誰もいません。 人間は愛されないと生きていけない存在なのです。」p.53
・「人の行ないは、すべて神が見ています。アカシック・レコードに記録されているのです。」p.58
・「親友が欲しいと思うときは、まず自分から周囲の人に対して心を開きましょう。」p.61
・「結婚に夢を抱く人には酷な話かもしれませんが、結婚自体は試練であり、修行です。ラブラブ状態が続くのは、せいぜい3年。あとは「家族」へ変化していきます。」p.70
・「きちんと謝罪して正式に離婚したなら、恥じることはありません。相手との将来を本気で考えている真剣な恋なら、不倫でもOKなのです。」p.84 コレ一番の衝撃!!
・「私たちのスピリット(心・精神)と体は密接に結びついています。何となく疲れやすいというとき、それは体を休めてゆっくり静養しなさいというガイド・スピリットからのメッセージなのです。」p.106
・「スピリチュアリズムでは、肉体の上に、幽体(アストラル体)があると考えます。そして、その二つをあわせて、スピリチュアル・ボディといいます。 肉体とアストラル体をつなぐものが、シルバーコード(魂の緒)です。これはヘソの緒のようなものだと考えてください。」p.107
・「人は、眠っている間、スピリチュアルな世界に里帰りをしているのです。そして、そのときに新たな人生の計画を植えつけられています。」p.121
・「10年後の自分を具体的な映像として思い浮かべることができない人は、なりたい自分には絶対に到達できません。」p.123
・「「そうか、磨けばいいんだ!じゃあ、やろう!」と思って、すぐに何かを始める人。こういう人は、すぐにきれいになります。」p.127
・「自分のために浪費したお金は戻ってこない。人のために使ったお金は戻ってくる。これがお金の法則です。」p.140
・「眠いときは眠るのが一番。無理して起きていても、仕事の効率は上がりません。」p.153
・「特に大切なのは、「ありがとう」という感謝の言葉、「うれしい」という喜びの言葉、「大好き」という愛の言葉、「素敵ね」というほめ言葉です。そういうポジティブな言葉の力を借りましょう。」p.161
・「いい転職をする人は、だいたい「今の会社に文句はないんだけど」と言います。今の職場環境に満足はしているけれど、新しいところで勝負をしてみたい。そう考えられるときは、自分にとっていい時期です。いい会社に転職ができます。」p.171
・「人間が最も学べるのは、上司になること、独立すること、親になること、この三つです。」p.177
・「人は、仕事をするために生まれてきたのではありません。魂を磨き、学ぶために、生まれてきたのです。」p.180
・「日本の神道では言葉に宿るエネルギーを「言霊」と呼び、言葉を尊重してきました。言葉には「霊」が宿っているということです。昔、商家の人はお金を擦ることを忌み嫌い、「スルメ」を「アタリメ」と言ったり、去ることを嫌い「猿」を「えてこう」と言いかえたりしていましたが、それも言葉の持つ力を知っていたからこそでしょう。」p.216 これ知りませんでした。『忌詞』というやつですね。
・「☆気になる人がいるなら、その人の写真を壁に貼って、それに向かって一日一回、できれば夜に話しかけよう。その人が実際にそこにいると思って、ニコニコと明るい感じで。いい恋愛をイメージしていると、素直に自分の思いを伝えられるようになる。」p.256 これはちょっとヤバくないだろうか。。。他の読者の皆さんは普通に実行できるのかな。。。
・「日本はもともと精神性の高い国です。これからは日本が精神性の高い生き方を示して世界をリードしていかなければなりません。」p.264 これまたスゴイこと書いちゃってますね。
コメント (5)
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