ぴかりんの頭の中味

主に食べ歩きの記録。北海道室蘭市在住。

【鑑】北広島弦楽合奏団 第11回定期演奏会

2007年01月15日 21時27分08秒 | 鑑賞記録
北広島弦楽合奏団 第11回定期演奏会
2007.1.14(日)14:30開演, 北広島市芸術文化ホール 花ホール, 入場料500円
指揮 島崎洋, フルート 荏原小百合

●バロックの協奏曲・ステージ
・G.F.ヘンデル/合奏協奏曲 作品6-3(全5楽章)
・J.S.バッハ/管弦楽組曲第2番 BWV1067(全7曲)
●ポピュラー・ステージ(編曲:島崎洋)
・歌劇「トゥーランドット」から~荒川静香バージョン(プッチーニ)
・Jupiter ~ J・POPバージョン(ホルスト)
・ビートルズメドレー ア・ハード・デイズ・ナイト ~ 抱きしめたい ~ イエスタディ ~ ガール ~ ノルウェーの森 ~ オブラディ・オブラダ ~ ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード ~ レット・イット・ビー ~ ヘイ・ジュード
●ヴィヴィッドな近代の弦楽合奏曲・ステージ
・E.エルガー/弦楽のためのセレナーデ 作品20(全3楽章)
・G.ホルスト/セント・ポール組曲 作品29-2(全4楽章)
アンコール1 バス・カリニコフ 悲しい小品
アンコール2 J.S.バッハ カンタータ第147番より『主よ、人の望みの喜びよ』

・一応、演奏手伝いの声はかかっていたのですが、都合がつかずお断りした演奏会。結局聴きに行くだけの時間はあったので札幌往復のついでに行ってきました。
・編成:6-8-5-4-2人+チェンバロ+フルート。
・ヘンデル:難曲。シンプルなだけに、人に聴かせて「上手い!」と思わせるのは並大抵のことではありません。今回は後ろの方の座席で聴いたところ、所々のVnSoloがサッパリ音が通らない。会場の特性なのか、Vnでの1ポジションの音域の音は沈んでほとんど聴こえない状態。後で出てきた7ポジションあたりの音域になるとキレイに音は通っていたのですが。
・バッハ:フルートソリスト登場。知らない曲と思いきや、以前工大FlのM君がよく遊びで吹いてた曲でした。フルートにとっては、音域が低めで音が通らずストレス溜まりそうな曲ですね。序奏のロングトーンも間をもたすのが大変そう。
・トゥーランドット:1stVnはソロと伴奏に音を振り分けるのかと思っていたら、全員で"アレ"を弾かねばならないことになっていたとは。ご愁傷様です。
・ジュピター:出だしのVaのメロディーがキレイでした。後半リズムが複雑で大変そうでしたが、よい編曲だと思います。
・エルガー:Vaにとって緊張の冒頭は無難な滑り出し。2楽章がキレイでした。今回のベスト。最終のイヤラしい部分も、多分合っていた…と思う…
・セントポール:最後はコンミス様の「ごめんなさいっっ!」で終了。見てお分かりのとおり、てんこ盛りのプログラム。弦楽合奏のみの演奏会で2時間強(休憩含む)と長時間だったので、体力的にかなりキツかったのではないかと思います。最後は朦朧として集中力を保てなかったのではないでしょうか。おつかれさまです。演奏会全体として、難曲続きでホッとする暇がなく、演奏が大変そうな印象を受けました。
・ご一緒したことのある団体で弾いた事のある曲の演奏会、となると、音程やリズムのズレだけではなく、「○○さん弓、逆・・・」、「××さん走ってる」、「△△さんいま迷子?」などなど、余計などーでもいい事まで見えてしまいます。管楽器と違って弦楽器の場合は、たとえ音がなくとも見ただけでどんな音が出ているのかイメージできてしまうのが怖いところです。ひさしぶりでアマチュア団体の演奏を聴きましたが、『自分もこんなふうに見えているのだなぁ…』と参考になりました。
・客数約400名[目測]:客席は8割方埋まっていました。こんなに多いとは思わなかった。宣伝が上手なのか、市民の関心が高いのか。
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする