ぴかりんの頭の中味

主に食べ歩きの記録。北海道室蘭市在住。

祝☆アクセスIP数 500 ip/週 突破!

2006年10月22日 08時27分16秒 | 日記2005-10
開設以来じわじわ増えつづけていたアクセスIP数が、ついに 500 ip/週を超えました。
一日あたり約70名の来客。こんなブログなのにすごい数ですね。
ご来場の皆様、どうもありがとうございます。

これを記念しての特別企画・・・とかは特にありません。

次は、目指せ!1000ip!?
あんまり増えてもそれはそれで恐ろしい感じがしますが。
まぁ、ほどほどに。ひっそりと。

過去3週間の閲覧数とランキング
閲覧数アクセスIP数ランキング
10/15~10/21 1124 pv 501 ip -位(654763 BLOG中)
10/08~10/14 1021 pv 417 ip -位(649896 BLOG中)
10/01~10/07 1102 pv 476 ip -位(644773 BLOG中)
※ランキングは、1000位までが表示されます。
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世界の中心で愛を叫ぶバトン

2006年10月21日 11時21分16秒 | 日記2005-10
某所より拝借。何となく挑戦。

→ルール
見た人は全員やる。
 (いや、やらなくともいいんだけどさ)
『世界の中心で愛を叫ぶバトン』

Q1◆まずはお名前をどうぞ。
→ぴかりん です。

Q2◆恋に落ちた瞬間からキスその他あれこれはどこまでOK?
→○ どこまででも(?)OK。

Q3◆ずばり好みのタイプは?
→ドラミちゃん。最近、小西真奈美さんが気になります。

Q4◆遠距離恋愛ってアリ?ナシ?
→○ たまに会えればいいので、近いより遠いほうがいいかも。

Q5◆ぶっちゃけ、好きでもない人と付き合える?
→○ 両思いの方が少数派では?

Q6◆昔好きだった人って、年月過ぎても思い出すとキュン?
→○ 今どこでどうしていることか。。。
 
Q7◆ヨリ戻し。アリ?ナシ?
→× よし、次いってみよー!

Q8◆恋人があなたに「一緒に死んで」と言いました。どうする?
→× まだやりたいことがたくさんあるので、ごめんなさい。

Q9◆逆に「一緒に死んで」と言う?
→× 一人、ひっそりと逝きます。

Q10◆同性愛アリ?ナシ?理由は?
→× 興味ナシ。

Q11◆恋人が浮気をしました。許す?別れる?
→× 問答無用。浮気相手さんとお幸せに♪

Q12◆というか、あなたもしかして浮気する派?
→× 一人で十分。

Q13◆二人の間を繋ぐ一番大事なものって?
→メール。

Q14◆永遠の愛って、何だ?
→家族愛。

Q15◆別れの痛手はどうやって乗り切る?
→弾きまくる?

Q16◆別れを一言で表現&説明すると?
→さぁ?

Q17◆恋人が異性と二人きりで外出。アリ?ナシ?
→○ 楽しんできてね♪
 
Q18◆あなたにとって、恋人って何?
→楽器。車。

Q19◆恋愛とは、一体なんでしょう!?
→優先順位第10位ぐらいのもの。


どーでもいー感まるだしですね。お粗末さまでした。
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【論】Reiner,2003,Identifying differentially express~

2006年10月20日 19時30分43秒 | 論文記録
Anat Reiner, Daniel Yekutieli and Yoav Benjamini
Identifying differentially expressed genes using false discovery rate contolling procedures
Bioinformatics, 19(3), 368-375, 2003.
[PDF][Web Site]

・マイクロアレイデータを用いたFDRの性能評価。
・データ:マウス[Dudoit,2002]
・解析法
1.Resampling upper limit (FDR)
2.Resampling point-estimate (FDR)
3.BH point-estimate (FDR)
4.BH LSU - No Resampling (FDR)
5.Westfall-Young (FWE)

・FDRとは「The FDR is the expected proportion of erroneously rejected null hypotheses among the rejected ones.
・目的「The goal of the experiment was to identify genes with altered expression in the livers of mice with very low HDL cholesterol levels compared to inbred control mice.

・そう難しいことをやっているわけではなさそうだけど、何をどうしているのか、さっぱり内容つかめず。お手上げ。「FDRをcontrolする」イメージが湧かない。
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【本】切腹の話

2006年10月19日 19時22分57秒 | 読書記録2006
切腹の話 日本人はなぜハラを切るか, 千葉徳爾, 講談社現代新書 287, 1972年

※グロ注意。 人によっては気分が悪くなると思われる文章が含まれています。ご注意ください。

・日本固有の自殺法、『切腹』について。興味本位のカタログ的書物ではなく、柳田國男の教えも受けた著者の学術的な研究成果をまとめたもの。「切腹」を通して「日本人とはなにか」を考える。
・テーマがテーマだけに、戦時中の詳細な切腹体験談などの記述はなかなか読むのがしんどいです。
・「このAという女性の場合、あとで聞いたところでは傷口から膝まで内臓があふれ出て、下半身血まみれであったという。それに対してBや報告者の場合は腹壁が切断されず、苦痛が少ないために意識も行動もしっかりしていたのである。」p.21
・「さて、いよいよ突き立てたところでなかなか引廻せるものではない。まず痛い。ただ、突立てた部位と、それが腹壁内にとどまるが、それとも腹壁を突破って腹腔内に入ったかで、痛さの程度や感じは異なる。」p.40
・「切腹とはやはりまず第一に、できるだけ可能な方法で腹壁を切開するために、手の形として力を入れやすく、腹部の部位としてあまり痛みのないところを、とにかく完全に切断することを目的とした形式であると考えてよいようである。」p.42
・「何しろ血は出るし、痛いし、息ははずむし手はすべるしという具合だから、考えただけでもきれいな十文字腹を切るのは、なまなかな気力、体力ではできないことといえる。」p.45
・「本書で問題とする切腹という形式は、古来日本人独特といわれているし、インドネシアにみられるアモックという自殺法は、日本ではきわめて稀なように思われる。ワレースの記すところに従うと、この方法は19世紀のジャワ、セレベスなどにしばしば発生していた。自殺したい者はまず刀を抜いて村の広場や街中の人ごみの中で、誰でもかまわず通りかかった者に切りつけ、その血をあびて刀を正面に突出しながら、無二無三に突進しつつ「アモック、アモック」と連呼する。たちまち群集が刀や棒でこの自殺志望者を打ち、切り、一瞬の間に死体と化せしめるのだという。」p.59
・「筆者の知る限りでは、中国文献上の華南の住民には服毒自殺が多いようであり、19世紀のロシア正教のある宗派の信者には、焼身自殺が多かったと記されている。アメリカ合衆国ではピストルや銃を用いるものが多く、ヨーロッパでは縊死や投身自殺の比率が高いといわれるけれども、ひろく各民族、各国民について、それぞれどのような形態が特徴的であり、それはどのような理由によるかといった研究は、筆者の知る限りではまだないようである。」p.59
・「だから、私の取り扱う切腹という自殺形式も、当面はこのように「日本人としてみずから腹を切ることにより、精神的な何ものかを象徴的に示そうという意図がうかがわれる」事例は、傷は軽微でも切腹に含めることにしたい。」p.62
・「むしろ表-2から、そのような身分差をはっきりあらわした自殺形式としてよみとれるのは、首くくりや投身という形態が武士の間では男女ともに認められない点で注意されるべきであろう。」p.67
・「そのほか、さまざまな変形があった。嘉吉の乱に滅亡した赤松氏の武将、朝積(あさか)某はやぐらの上で腹を十文字に切って、腸を引き出してやぐらの下に投げ落し、城内に引き返して自分で自分の首を切り落して死んだという。」p.90
・「要するに、戦時体制としての武士階級とその慣行とを、平和体制の中で依然として維持してゆかねばならないという、封建制の矛盾した社会構造が、切腹刑における前代の原型との差異としてあらわれてくるのである。」p.105
・「女性で切腹に強く惹かれる精神的傾向をもつ人は現今も意外に多く、むしろ男性よりも多いことが明らかだからである。」p.114
・「さらに四川省栄県では、何なにがしという者の祖母、89歳になるものが病が重くなったので、孝行な何は刀で腹を切り肝をえぐり取って祖母に食べさせた。これは中国では割股とよばれ、みずからの肉や内臓の一部をとって重病の親に食わせ、その生命を救おうとするもので最高の孝とされる行為である。」p.133
・「単に腸がはみ出したくらいならば、手当てさえ適切なら腹膜炎にもならず治癒する。」p.143
・「人の真心を見せるためには、腹あるいは胸を切りひらいて、内臓を示すという方式が唐代には信じられ、また実行されていたという事実なのである。」p.143
・「人間の生命についても同様であって、人が死ねば再びその霊は新しい姿で生まれてくる、決してそのままには終わらないという、再生、転生の思想は、草木虫魚が春ごとに生きいきと生育する風土、たとえばアジアのモンスーン地帯の住民に深く信じられており、逆に死は永遠の暗黒の国、戻って来られない他界への旅と考えるのは、極寒の地や密林の世界に住む人びとに抱かれる考え方であろう。」p.149
・「現在、切腹はどのような意味で行われはじめたかについて知られている説明は、大きくいって次の三つにわけられる。第一は「切腹はその死に当って苦痛に堪える勇気を示す形式である」という、例のブリタニカに説かれたもので、外人追随派のとるところである。第二は切腹研究家中康弘通氏らが述べる「自己の肉体に加虐することでよろこびを覚える心理、サディズム、マゾヒズム、エロティシズムなどを満足せしめる行為の一つ」とみる考えかた、第三は故新渡戸稲造氏が唱えた「自己の潔白あるいは赤心の表明形式である」という、『武士道』の中で与えた定義である。」p.152
・「このように切腹そのものを想像しあるいは行為することに、肉体的もしくは精神的快感を味わう人の数は意外に多いようである。」p.194
・「要するに、切腹という自殺形式をとる者が16、7歳から急増して、30歳前後までがもっとも多くなる一つの理由は、私の体験に照らしてみても、性的な肉体の変動、情緒不安定などを底流にしており、自己及び他人の肉体の内部を観察したい、あるいは提示したいといった欲求と無縁ではない。」p.199
・「つまり見る者にも共にきわめて悲愴感を起させ、同情死を誘うものであったらしい。現にこの個条(『太平記』)を学校で先生から話された小学五年生の児童が、感動して放課後教壇の上で切出小刀で一文字に切腹し、それを見た友だちが「痛いか」とたずねたところ、「痛くない」と答えたので、その友だちもやはり切出小刀で割腹し、二人とも大腸露出で重態となった事件がある。」p.203
・「なぜなら美は、はじめに芸術のめばえについて考えたように、エロスと死に裏打ちされた情緒だからである。」p.208
・「虚心にただただ、腹を切って天に祈ろうと思いつめて行う形が、だれでも似た形式の腹の切りかたになるのではないかという気がする。だから、要するに現代日本人にも、古代的、原形としての切腹は形態上からみても、また心理面からみても、伝承されつつあると考えてよさそうである。」p.210
・「さらにこれにくらべると、先ごろの三島由紀夫氏の切腹は、男でありながら腹部の切開創は十数センチにすぎず、さらに介錯人に依頼して首を落とさせた点でも、より新しい近世封建制の下での刑罰的形式にしたがったものにすぎない。古来の日本固有の美を追求しようという三島氏の意図からしても、これは惜しむべき錯誤といえる。」p.213

?きこう【稀覯・希覯】 めったに見られないこと。珍しいこと。「稀覯本」
?そげん【遡源・溯源】 みなもとにさかのぼること。根本をきわめること。さくげん。
?ふげん【誣言】 (「ぶげん」とも)わざと事実をいつわっていうこと。また、そのことば。誣語。
?そっきょ【卒去】 (「しゅっきょ(卒去)」の慣用読み)律令制で、四位・五位の人および諸王が死去すること。卒。また一般に、身分ある人が死去すること。
?けんきょう‐ふかい【牽強付会】 道理に合わないことを、自分に都合のいいように無理にこじつけること。
?しょうひつ【省筆】 1 語句を省略すること。  2 文字の点画(てんかく)を省略すること。
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【演】第36回 新日鐵病院コンサート

2006年10月18日 22時09分35秒 | 演奏記録
第36回 新日鐵病院コンサート
室蘭音楽協会 室蘭ジュニアオーケストラ演奏会
2006.10.17(火)19:00開演, 新日鐵室蘭総合病院 1階ラウンジ, 入場無料
指揮 中山耕一, パート Viola

1.モーツァルト作曲 歌劇「後宮からの誘惑(逃走)」より序曲
2.アンダーソン作曲
・ブルータンゴ
・トランペット吹きの子守唄
・舞踏会の美女
3.日本のうた(会場の皆さんとご一緒に)
・七つの子
・たき火
・ふるさと
4.ハチャトゥリアン作曲 組曲「仮面舞踏会」より
・ワルツ
・マズルカ
アンコール ヨハン・シュトラウス ラデツキー行進曲

・ほとんど日を開けずに中山先生連発でした。なかなか土曜日にある練習に出れず、本番当日は約3週間ぶりの参加。その3週間のうちに心なしか子供たちは微妙に大きくなってる気がします。その成長恐るべし。写真は設営中の会場です。
・後宮:一発目がいきなりメインディッシュ。楽しげだけどこの曲はしんどい。指揮の振り出しのモーションが変に大きいな、と思ったら後で聞くと「譜面台の脚につまずいて、転ぶかと思った」そうです。トライアングルの無心の乱打が印象的。派手に叩いてたけどホントにそれであってたの~??
・Tp子守唄:YちゃんのSoloよかったです。立派立派。
・日本のうた:演奏中『パキィ!』と鋭い音が。そしてVn最前列の小さい子の弓の毛がダラーンとなっているのが視界に入り・・・よく見るとどこか(隣の子?)に当てたらしく弓の先がポッキリいってました。。。曲間にスペアの弓を借りてその場はしのいだのですが、いやはやビックリしました。本番中に弓が折れたのは初めて見たなぁ。演奏スペースが狭かったので、起こるべくして起こった事故ですね。次回から配置考えないと。
・ラデツキー:ふと数えてみると、今年だけでもう5回目のラデツキー演奏。あきあきするほど弾いてますが、でも今回のはなぜか楽しかった!他のメンバー達も皆もう覚えてしまうくらい弾いていて、ここまで煮詰めるとまた別の味が出てくるものなのですね。バスドラが豪快でなかなかよいです。
・直前に頼まれたにも関わらず、F先生、見事な司会でした。
・客数約100名[目測]:例年に比べて拍手も歌声もまばらで、お客さんに元気がないように感じました。病院なのだから当たり前かもしれませんが、どうしてしまったのか。
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恐怖 ~謎の振り込み10万円

2006年10月17日 21時35分15秒 | 日記2005-10
本日給料日。
光熱費などのための郵便口座にお金を振り込む。
残高142,188

(゜Д゜)ハァ?

月々の引き落としのための口座なので、多くても5万程度しか入ってないはずなのに。。。勝手に増えてる??
確認のため改めて通帳記入。
すると、『18-10-10 90507 100,000 カード』と10/10に10万円が振り込まれている。
しかもカード??
取扱局の番号をググってみると、札駅北口そばのATMから入金されたらしい。
その日は室蘭にいたので少なくとも自分ではない。
もともと学生時代の仕送り用の口座だったので、実家にカードがあることはあるが・・・共働きである両親のどちらかが、突然平日に札幌の街中のATMで息子に10万振り込むか??

母親に確認のメールを打つ。

なんか怖いんですけど。。。
~~~~~~~
しばらく後、母親から返事が。

『ごーめんごめん!カード間違っちゃった!!(*´∀`*)アッハッハ』

なんだ。つまらん。
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のだめドラマ@酔

2006年10月16日 23時46分10秒 | 日記2005-10
録画したものを見ました。

ほんと、そ の ま ん ま 。

冒頭のオケ曲が何かわかりません…orz
Aオケのチューニング音がなんか低いよな…わざわざチューナーで確認するとぴったり442でした。
(*´∀`*)アハハ

テレビドラマなんて久しぶりに見たなぁ。
きっとあちこちでマニアックな突っ込み入ってるんでしょうね…


ちなみに、のだめブックオフで揃える計画、現在1ー11、15巻まで進行中。
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【論】Hoffmann,2002,Profound effect of normalization~

2006年10月16日 22時33分13秒 | 論文記録
Reinhard Hoffmann, Thomas Seidl and Martin Dugas
Profound effect of normalization on detection of differentially expressed genes in oligonucleotide microarray data analysis
Genome Biol 2002, 3:RESEARCH0033
[PDF][Web Site]

・マイクロアレイデータの正規化法による解析結果の違いを比較する。
・データ:マウス, B-cell precursor gene-expression dataset[Hoffmann]
・正規化法
1.Global scaling
2.Invariant set
3.Invariant feature(MBEV, model-based expression values)
4.Invariant feature(AD, average difference)
・統計処理法
1.F, F-test for parametric ANOVA
2.KW, H(Kruskal-Wallis) test for nonparametric ANOVA
3.SAM, significance analysis of microarrays
・有意な発現差を示す遺伝子の数(割合)で評価する。

・概要「We have employed four different normalization methods and all possible combinations with three different statistical algorithms for detection of differentially expressed genes on a prototype dataset.
・結論「Normalization has a profound influence of detection of differentially expressed genes. This influence is higher than that of three subsequent statistical analysis procedures examined.
・問題点「The question naturally arises of which combination of algorithms is 'best' for analyzing gene-expression data. There is probably no general answer.

チェック論文
・A. D. Long, H. J. Mangalam, B. Y. P. Chan, L. Tolleri, G. W. Hatfield, and P. Baldi, Improved Statistical Inference from DNA Microarray Data Using Analysis of Variance and A Bayesian Statistical Framework., J. Biol. Chem., June 1, 2001; 276(23): 19937-19944.
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【演】札幌市民オーケストラ 第32回定期演奏会

2006年10月15日 19時37分06秒 | 演奏記録
札幌市民オーケストラ 第32回定期演奏会
2006.10.14(土)18:30開演, 札幌コンサートホール Kitara大ホール, 入場料1000円
指揮 中山耕一, パート Viola

ブラームス 悲劇的序曲 op.81
フォーレ 組曲「ドリー」op.56(アンリ・ラボー編)
ブラームス 交響曲 第2番 ニ長調 op.73
アンコール チャイコフスキー 組曲「くるみ割り人形」より 花のワルツ

・演奏会当日、Kitaraに着いて駐車券[写真]を通すもエラー表示でゲートが開かない。『なんでー??』 券をよく見ると、なにかの手違いなのか、「10月13日」と日付が一日ずれていました。インターフォンを通して交渉し、どうにか入れてもらえました。
・Kitaraの場合、普段はステージのセッティングが弦も管も皆後ろに行くほど高くなる指揮者を底としたすり鉢状にすることが多いのですが、今回は管のみ台に乗り、弦は全員平面という、その他の会場での一般的なセッティングと同じものでした。これのせいなのかどうか、リハが始まってみるとどうも弾きづらい。。。視覚的にも音響的にも、向う端の1stVnが遥か遠くに感じます。特に後ろの席にいくほど不満が大きく、開演直前に最後列のみ台に乗せる応急処置をしました。詳しいことは聞いてませんが、どうも今回は弦の人数が多かったので、それを詰め込むために平面にしたようです。普段あまり意識してませんでしたが、山台の効果を再認識しました。
・悲劇的:直前のリハまで手こずった、最終部分の入り。うまく決められました。 いまだに曲想としてどのへんが"悲劇的"なのかよくわからず。と思って調べてみたら思わぬ発見。プログラムの曲目解説はウo○ペ○oアのパ(ゲフンゲフン
・ドリー:曲名すら見たことも聞いたことも無い曲。いったいどこの誰が(略 もとはピアノ曲をオケ用に編曲したもののようです。フォーレ版『くるみ割り人形』といった風情のかわいらしい曲ですが、弾くほうにとっては鬼。この音程は難物です。
・ブラ2:今回で5回目くらいでしょうか。自身の演奏歴の中でトップクラスの頻度で弾いている曲ですが、Vaでは初でした。Vaがこんなにいやらしいフレーズを弾いているとは。さすがブラームス。 1楽章のシンコペは結局最後までお手上げでした。完敗。 2楽章のpizz。気がつくと半拍ほど派手にずれてた(汗)。 3楽章のテンポ変化が今回一番の難所。直前のリハでもうまく行かず、あとは運を天にまかせて本番へ。一糸乱れぬ、とまではいきませんでしたが、ほとんど『奇跡的』といってもいい出来だったと思います。 3楽章を切り抜けたおかげで、リハで散々だった4楽章もすんなりいけました。
・花のワルツ:いつも指をくわえて見ていた、短調になってからのアノおいしいメロディー。Vcだけかと思っていたらVaにもあったのですね。うれし涙。堪能させていただきました。ごちそうさまです。
・全体的に、弦の人数が多かった(約8-8-6-6-4プルト)せいか、pやppの音量が落ちきらなかったように思います。しかし演奏中は、時間が経つのが非常に早く感じました。それだけ緊張感の途切れぬイイ演奏だったということか(だったらいいなぁ~)。
・客数約6~700名[目測]:キタラの客数は測りづらいです。
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【本】科学者はなぜ一番のりをめざすか

2006年10月14日 09時22分30秒 | 読書記録2006
科学者はなぜ一番のりをめざすか 情熱、栄誉、失意の人間ドラマ, 小山慶太, 講談社ブルーバックス B-808, 1990年
・『一番のり』という観点から振り返った科学史。これ以上の紹介文が浮かばない。それそのまんま。
・「ところで、発見という幸運は、最初にそれを成しとげた人間、つまり、たった一人の人間にしかめぐってこない。未知の謎も、誰か一人が解き明かしてしまえば、もはや謎でもなんでもないからである。そうなると、必然的に科学は「早い者勝ち」の様相を呈してくる。」p.6
・「つづいてオルドリンが月面に足をおろしたのは、アームストロングから遅れること、わずかに18分後である。(中略)月面に立ったという事実は同じでも、二人の立場には――極論すれば――天と地ほどの違いが生じてしまった。」p.17
・「1972年12月、最後のアポロ宇宙船となった17号まで、総勢12人のアメリカ人宇宙飛行士が月面に立ち、400キログラム近い月の岩石を地球に持ち帰った。(中略)しかし、二回目以降の月面着陸を、いったいどれだけの人が記憶にとどめているであろうか。」p.18
・「近代以前も人間は、各時代、文化に固有のスタイルで自然に関心を抱きつづけてきたが、何かを発見した場合、その先取権を広く世間に向けて主張するという意識は、きわめて希薄というか、ほとんどなかったといっても過言ではなかった。」p.28
・「事実、コペルニクスは『天体の回転について』の冒頭で、地球が動いていると考えたのは決して自分が最初ではなく、すでに何人もの古代の先哲たちが、同様の説を唱えていると、具体的な人名を挙げて論述している。革新性に価値をおくのではなく、古代の学問の権威を重んじる精神が、まだ強い時代だったことがわかる。」p.41
・「ところで、ガリレオの時代、学者が自ら手を汚して道具や機械をつくるという風潮はほとんどなかった。そういう仕事は職人が行うものとみなされ、一段低く評価されていたのである。 しかし、ガリレオはこういう偏見にとらわれなかった。反対に、職人たちの伝統を積極的に取り入れ、新しい学問――それは、単に思弁的な段階にとどまるのではなく、実験、観測にもとづく実証性、客観性の高い学問――を生み出そうとしたのである。」p.46
・「ここで思い出すのが、「遠くを眺めることができるのは、自分の能力が優れているからではなく、巨人の肩に乗ったからである」というニュートンの有名な台詞である。」p.80
・「その有様は、先ほど引用したアラゴーが、「人が呼吸をするように、鷲が空を舞うように、オイラーは計算をした」と表現したとおりであった。 御本人も、自分が死んでも20年間は、ペテルブルクのアカデミー紀要は原稿に困らないだろうと豪語したほどである(実際は20年どころか死後半世紀近く、オイラーの論文は刊行されつづけた)。なお、1911年に彼の業績を集大成した『オイラー全集』の刊行が始まったが、いまだに、いつ完結するのかわからないという。」p.92
・「フランスの物理学者ビオが、「キャヴェンデッシュは科学者の中で最も金持ちであり、金持ちの中で最も偉大な科学者である」と称したほどである」p.122
・「「なぜエヴェレストに登るのか?」という問いかけに対し、「そこに山があるから」という有名な名文句を吐いたことで知られるあのマロリーである。」p.128
・「このように、人名に由来する用語を、「エポニミー」という。」p.
・「賭けごとに熱中していたサンドイッチ伯爵が、勝負を中断せずに食べられるものはないかと考えたいうエピソード――ただし、どこまで本当かは知らないが――は有名である。」p.156 エエッ!?そうだったの!?・・・って一瞬びっくりしたけど、以前にも聞いたことあるような気がしてきた。

チェック本 『天体の回転について』コペルニクス著 矢島祐利訳 岩波文庫
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