昨年10月に,カナダ・モントリオールにあるMcGill大学での臨床医学教育研修に参加した.McGill大学は,医学教育の基礎を築いた人物として知られるWilliam Osler先生の母校である.そして1月20日,「今日の臨床教育 ―私たちはこう教えたい―」と題した臨床医学教育研修の報告会が岐阜大学医学部にて開催された.さまざまな診療科から参加した医師5名が以下のポスターに示す5つのキーワードを設定し,研修で学んだことを,今後の医学教育にどのように活かすかについて解説した.各自,工夫をこらしたプレゼンが印象的で,参加者からも非常に鋭い質問が寄せられ,議論は大いに盛り上がった.
私はカナダの「医師育成カリキュラム」について説明をした.ここでは発表会で使用したスライドを提示したい.テーマは以下の3つである.
①カナダと日本の医学教育カリキュラムの違い
②(報告会では使用しなかった)講義とワークショップのまとめ
③マギル大学脳神経内科実習の様子(パーキンソン病専門外来と脳卒中外来・入院)
現在,専門医育成のための制度に関する議論が行われているが,本当のエキスパートを育てるために行うべきことは他にたくさんあるように思う.
私はカナダの「医師育成カリキュラム」について説明をした.ここでは発表会で使用したスライドを提示したい.テーマは以下の3つである.
①カナダと日本の医学教育カリキュラムの違い
②(報告会では使用しなかった)講義とワークショップのまとめ
③マギル大学脳神経内科実習の様子(パーキンソン病専門外来と脳卒中外来・入院)
現在,専門医育成のための制度に関する議論が行われているが,本当のエキスパートを育てるために行うべきことは他にたくさんあるように思う.