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アンサンブル・ド・ミューズ バレエ

レッスンの事、日々の出来事などいろいろと…。

首の動きのために…♪

2016-10-10 10:42:07 | Weblog
センター・レッスン。
バットマン・タンジュとロン・ドゥ・ジャンブは先週と同じアンシェヌマン。
そのあと。
右脚前5番アン・ファスから
ドゥミ・プリエ→右脚ルティレ・ドゥヴァン-ルルヴェ→右前5番ドゥミ・プリエ→左脚ルティレ・デリエール-ルルヴェ→左後5番→…………
5番ポジシオンの足の前後は変わりません。
はい、音楽でどうぞ

うん。
きちんとお膝が伸びたルルヴェだし、ルティレの膝を引き上げるタイミングもそれで
でもね…。
「……」
ルルヴェするときにカカトを引いてターン・アウトを崩してはいけません。
なのよ。
「それだぁ…、やっぱりぃ…
足の親指を矢印の先端 だとするわね。
その矢印が向いている方向が5番ポジシオン・ア・テールのときとルルヴェで立ったときとで変わっちゃいけません。
「…ぬ゛~…ん、そうだ…」
さて、メグちゃんのレヴェルで練習するにはまだ早いんだけど、回転のときの首のコントロールを理解するのにちょうどいいから、やってみましょう。
鏡に対して左向き、右肩が鏡に映る向きね。
右脚前5番、アームスは右アン・ナヴァンの低い3番。
で、見本を見せるから、ちょっと見ててね。
ドゥミ・プリエ→左脚ルティレ・デリエール-ルルヴェで右に半回転→左後ろ5番ドゥミ・プリエ→右脚ルティレ・ドゥヴァン-ルルヴェで右に半回転→右前5番ドゥミ・プリエ→左脚ルティレ・デリエール-ルルヴェで右に半回転→左後ろ5番ドゥミ・プリエ→右脚ルティレ・ドゥヴァン-ルルヴェで右に半回転→右前5番ドゥミ・プリエ…………
と、これを練習しましょう。
「…にひひひ…
まず言葉で説明するとね、
ドゥミ・プリエから後ろ側の脚をルティレに引き上げながらルルヴェして右に半回転するときは、鏡に映った自分と視線を合わせたまま首を動かさない。
ルティレ・デリエールする脚と同じ側のアームスをアン・ナヴァンに送ることで回転を助ける。
前側の脚をルティレ・ドゥヴァンに引き上げながらルルヴェしてさらに右に半回転するときは、顔が先に回転をはじめる。
ルティレ・ドゥヴァンする脚と同じ側のアームスでトルソーをリードして回転を助ける。
まずは言葉で指示するから、ゆっくり動いてごらん
…… …… …… ……
よし、じゃ音楽でどうぞ

あら、初めてにしては悪くないわねぇ。
ルルヴェのお膝がきちんと伸びてるからね、いいわよ。
「…ぅくぅぅ…ルティレ・ドゥヴァンの足がバナナになるのがイヤだぁ…
まぁ、そこはね、自分で自覚してるんだから修正していけるわよ
「もう1回やってもいいですか?」
いいわよ、どうぞ

うん、首のコントロール=顔を残す→顔から、がだいぶ分かってきたみたいね
もう一つ、ちょっと難しいかもしれないけどあえて説明するとね…。
前半の半回転はアン・ドゥダーンだから軸脚の回転にルティレの脚がついていく。
後半の半回転はアン・ドゥオールだからルティレの脚が回転をリードする。
っていうイメージね
「もう1回、やってもいいですか?」
うん、いいわよ、どうぞ

おぉ、ルティレのターン・アウトが崩れなくなってきたじゃない、いいわよぉ。
アームスの動きも安定してきたね。
しっかりお膝を伸ばして立つルルヴェも崩れない
「アンボワテ・ルルヴェ・アン・トゥールナン」
「へ…
「パの名前」
「あ、そうか、アンボワテ・ルルヴェ・アン・トゥールナン…はい…、で、もう一度だけ、やってもいいですか?」
もちろんよ、どうぞ
コメント
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