アンサンブル・ド・ミューズ ニュースレター

レッスンの事、日々の出来事などいろいろと…。

海老蔵丈の五右衛門…♪

2016-10-16 10:29:37 | Weblog
一昨日、テレビの番組表をチェックしてみた。
おぉぉ…、≪石川五右衛門≫…
主演は市川海老蔵丈とな…
ふぅん…、観てみよ…。
冒頭は五右衛門の処刑の場面から…。
大釜に湯が煮えたぎっていて、檀上に五右衛門が登場。
歌舞伎などでおなじみの石川五右衛門をイメージした装束で…、うふふ…
辞世などあれば、といわれて
石川や浜の真砂は尽きるとも世に盗人の種は尽くまじ
うふふ…、おさすがでございまする…
場面変わって白波夜左衛門一座の興行の場面。
海老蔵丈の舞姿、素敵。
残念なのは、観客の娘っこたちが、アイドルのライブを見ているような縦ノリで盛り上がっている。
この画は不自然だし、不要だね。
なぁんか昨今の時代劇って、こういう無意味なことするよね
おかげで一気に興醒めしちゃうよ
ま、気を取り直して続きを…。
旅芸人白波夜左衛門一座に身をやつしている石川五右衛門一家。
権力の頂点に上り詰めた豊臣秀吉と側近の石田三成。
で、権力と財力にものをいわせての秀吉の暴挙を五右衛門一家が邪魔をするというお話。
まぁ、おなじみの勧善懲悪ものです。
ストーリーに目新しいものがあるわけではなく、深い意味もない
なのに観ていて楽しいワケだ。
その一つがメイクね。
五右衛門が仕事をするときには白塗りなしで浅い隈取を施している。
この浅い隈取がねぇ、海老蔵丈の顔立ちを引き立ててなんともいえない表情をつくる。
そして、立ち居振る舞いは言うに及ばず立ち回りの場面でも、海老蔵丈の所作は身に付いたものだからね、安心して観ていられる
で、一件落着。
最後の1シーン。
南禅寺の楼門に立つ石川五右衛門。
んっっっきゃぁぁぁ~~…、五右衛門といえばその画よねぇぇ…
それも舞台装置じゃなくて本物の楼門。
いい画だわぁぁ…
どうやら毎週放送されるらしい。
実に久しぶりに毎週観よう、と思える番組を見つけました
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする