アンサンブル・ド・ミューズ ニュースレター

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もう一つ、通過…♪

2016-10-06 09:29:04 | Weblog
パ・ドゥ・バスクの練習をしましょ
本来のパ・ドゥ・バスクは、右脚を初めの動作脚とするなら
上手前を向いて右脚ポワン・タンジュ・ドゥヴァン・クロワゼ、左脚ドゥミ・プリエ→右脚でドゥミ・ロン・ドゥしながら正面に身体の向きを変える→右脚に重心を移動してドゥミ・プリエ、左脚ポワン・タンジュ→左脚を1番ポジシオンに引きつける→左脚をポワン・タンジュ・ドゥヴァン・クロワゼに伸ばす→左脚に重心を引き上げて右脚ポワン・タンジュ・デリエール・クロワゼ
という動き方が定番ですね。
ただね、
左脚を1番ポジシオンに引きつける
ことをきちんとやらずに、2番と1番の中間みたいな中途半端なところから前に重心移動するような動きだと、足元にまとまりがなくて美しくない
だから私のレッスンでは、きちんと引きつけることを大事にしたいから、敢えて脚の動かし方を変えてるの。
1番ポジシオン・ドゥミ・プリエに引きつけるのではなく、ク・ドゥ・ピエ・ドゥヴァンに引きつけて、そこから5番ドゥミ・プリエを通過して重心を前に押し出す。
という動き方にしています。
ということで。
パ・ドゥ・バスクとピルエット・アン・ドゥオールを。
右脚前ポワン・タンジュ・ドゥヴァン・クロワゼからパ・ドゥ・バスク→左脚前4番ドゥミ・プリエ→右にピルエット・アン・ドゥオール→右後5番ドゥミ・プリエ→左脚ポワン・タンジュ・ドゥヴァン・クロワゼからパ・ドゥ・バスク→右脚前4番ドゥミ・プリエ→左にピルエット・アン・ドゥオール→左後5番ドゥミ・プリエ⇒…………
アームスは、
ポワン・タンジュ・ドゥヴァン・クロワゼのときにポワン・タンジュの脚と同じ側がアン・ナヴァン、もう一方がア・ラ・スゴンドの低い3番。
ポワン・タンジュ・ドゥヴァンからドゥミ・ロン・ドゥするのと同時にアン・ナヴァンのアームスをア・ラ・スゴンドに。
ク・ドゥ・ピエ・ドゥヴァンに引きつけた脚と反対側をアン・バ、もう一方はア・ラ・スゴンド
ク・ドゥ・ピエから5番ドゥミ・プリエを通過して前に重心移動しながら、アン・バのアームスをアン・ナヴァン・アロンジェに。
4番ドゥミ・プリエと同時にアロンジェのアームスをアン・ナヴァンに。
順番やアームスの動きは大丈夫ね
では音楽でどうぞ

ク・ドゥ・ピエも5番ドゥミ・プリエも通過するだけ。
そこでひとつひとつ動きが途切れないように気を付けて。
「…ぬ゛~~ん…
ク・ドゥ・ピエは5番ドゥミ・プリエに脚を下すための通過点。
5番ドゥミ・プリエは重心を前に移動するための通過点。
パ・ドゥ・ブーレから大きい4番ポジシオンに移行するとき、5番ドゥミ・ポワントを通過する練習したでしょ。
あれと同じよ。
はい、もう一度どうぞ

うん、パ・ドゥ・バスクの脚の動きはなかなかスムーズになってきたわよね
「…ぬ゛~~ん…
うん。
ク・ドゥ・ピエに脚を引き付けたときのアームス、そこでちょっと戸惑っちゃったね。
ク・ドゥ・ピエの脚に対してクロワゼのアン・バ。
いろんなアームスの組み合わせ方があるけど、まずはこれを基本の≪基≫として覚えてね。
じゃ、もう一度どうぞ

「…ふ~~ん…
うん、今のは
ドゥミ・ロン・ドゥしながら身体の向きを変えるところも、重心移動も、ピルエットもちゃんとまとまってた
キレイにまとめて通過する。
それが出来るようになれば、速いテンポのアンシェヌマンで足元がばらついてカッコ悪いなんてことにはならないわよ
コメント
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