一昨日夜のNHKEテレ『にっほんの芸能』はお能と狂言でした。
今年6月の平安神宮薪能の演目から。
平安神宮の薪能は毎年6月に催される恒例行事です。
私も20年以上前ですが一度観たことがあります。
拝殿前の境内に能舞台と橋掛かりがあり、鏡の間と回廊が繋がっていました。
初夏の陽が落ちかて、東山の稜線がくっきりと浮かび上がる頃、薪に火が入ります。
薪から白い煙がたなびきはじめ、稜線はいよいよくっきりとして。
幽玄ってこういう空気感なのかなって感じたのを今でもはっきりと憶えています
で、Eテレですが…。
最初の演目は狂言『福部の神 勤入(ふくべのかみ つとめいり)』、演者は大蔵流の方々。
都に住む鉢叩きが仲間と北野天神の末社“福部の神”に参詣する様子から、福部の神が現れて皆の参詣を喜び寿ぐという筋です。
前半は鉢叩きのみなさんが鉦や瓢箪などを叩きながら踊念仏を見せます。
派手なお所作はないものの、リズミカルで楽しかった。
そしてシテの福部の神=紅梅殿が登場。
福部(ふくべ)って瓢箪のことなんですってね。
後半は能『石橋 さん猊之式(しゃっきょう さんげいのしき)』、演者は金剛流の方々。
“さん”は獣偏に“俊”の右側を組み合わせた漢字ですが、環境依存文字ということで私のPCでは表記できませんので仮名書きにしました
で、“さん”も“猊”も獅子のことだそうです。
頭が白の親獅子と、頭が赤の子獅子が二人(?2頭?)
演台には白牡丹、赤い牡丹、赤紫の牡丹が飾られて、戯れ踊る子獅子を見守る親獅子。
歌舞伎の毛振りのような大胆な動きはないですけど、華やかで素敵です。
♪♪獅ぃ子の座にこそなおりけれぇぇぇ~♪♪
歌舞伎の下座音楽で聞くのもいいけど、謡っていいよなぁぁ…
今年6月の平安神宮薪能の演目から。
平安神宮の薪能は毎年6月に催される恒例行事です。
私も20年以上前ですが一度観たことがあります。
拝殿前の境内に能舞台と橋掛かりがあり、鏡の間と回廊が繋がっていました。
初夏の陽が落ちかて、東山の稜線がくっきりと浮かび上がる頃、薪に火が入ります。
薪から白い煙がたなびきはじめ、稜線はいよいよくっきりとして。
幽玄ってこういう空気感なのかなって感じたのを今でもはっきりと憶えています
で、Eテレですが…。
最初の演目は狂言『福部の神 勤入(ふくべのかみ つとめいり)』、演者は大蔵流の方々。
都に住む鉢叩きが仲間と北野天神の末社“福部の神”に参詣する様子から、福部の神が現れて皆の参詣を喜び寿ぐという筋です。
前半は鉢叩きのみなさんが鉦や瓢箪などを叩きながら踊念仏を見せます。
派手なお所作はないものの、リズミカルで楽しかった。
そしてシテの福部の神=紅梅殿が登場。
福部(ふくべ)って瓢箪のことなんですってね。
後半は能『石橋 さん猊之式(しゃっきょう さんげいのしき)』、演者は金剛流の方々。
“さん”は獣偏に“俊”の右側を組み合わせた漢字ですが、環境依存文字ということで私のPCでは表記できませんので仮名書きにしました
で、“さん”も“猊”も獅子のことだそうです。
頭が白の親獅子と、頭が赤の子獅子が二人(?2頭?)
演台には白牡丹、赤い牡丹、赤紫の牡丹が飾られて、戯れ踊る子獅子を見守る親獅子。
歌舞伎の毛振りのような大胆な動きはないですけど、華やかで素敵です。
♪♪獅ぃ子の座にこそなおりけれぇぇぇ~♪♪
歌舞伎の下座音楽で聞くのもいいけど、謡っていいよなぁぁ…