ザ・クアトロ

クアトロの父のたわごと

クアトロ・シェフの野望

2006年11月14日 | クアトロ・スタジオーネの話

Photo_117 売れる物を組み合わせれば成功するとは限らない。ラーメンとコーヒーの店は成功しないとか、カレー・スパゲッティやハンバーグ・スパゲッティはやらない方が良いとか、僕は昔に先輩から教えられた。今は、新しい発想で、こんなのがありというような組み合わせで成功している事例も多い。パスタの世界でも、なっとうのスパゲッティあたりから、発想はかなり自由になった。ウニのスパゲッティやカニのスパゲッティだのタラコのスパゲッティだの、今ではファミレスでも普通のメニューになっている。
さて、クアトロのシェフも新しい試みに挑戦しようとしている。イタリアンで鮨を出したいと云っている。クアトロ自慢の魚をすし飯で食べさせたいと考えている。メインではなく、前菜として出したいという。「イタリアンと鮨」ラーメンとコーヒーのような危険はあるかもしれない。どのように、イタリアンの中に鮨をなじませるのか、これからの工夫に注目してみてください。昔にもイタリアンに鮨を取り入れた店は実際あったのを知っています。しかし、めずらしさだけの発想だったようで、成功していないようだ。クアトロのシェフは魚を美味しく食べて貰うためという発想なので、クアトロの父も応援しております。まずは、明日の「ボージョレ・ヌーヴォー・カウントダウン」で試してみるそうです。そのうち、「お客さん、今日の魚はカルパッチョにしますか、握りにしますか」といった会話になるかもしれません。
余談ですが、今日は市場に北海道産の朝茹での毛ガニがあり、メスだけを選んで入手し限定6食での販売となりました。サイド・メニューにするか、常連のお客様にmixiを使ってご案内しようかと準備をしていたら、開店してすぐのお客様方にすぐ売れてしまいました。

コメント (2)
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