食欲の秋だけではありません。今日は、痛風の発作にも襲われず、おやつも無事消化し、上野の森に芸術の秋を堪能しにやって来ました。東京国立博物館の「特別展/仏像・一木にこめられた祈り」を見に来ました。たいへんな人出です。手をつないでいる年配のご夫婦もいる。それなりの訳があって手をつないでいるのだろうが、心温まる景色ではある。僕たちは、訳があって手をつながないわけではありませんが、たしかに人出が多く手をつながないと迷子になりそうです。注目は、昨日から展示の始まった東洋のミロのビーナスと云われる「向源寺蔵十一面観音菩薩立像」。いやはや、素晴らしい。目を奪われる美しさです。こんな素晴らしい仏像があったのかと、「1500円の入場料は高くないか」などと云っていたことが恥ずかしくなりました。京都広隆寺の弥勒菩薩の微笑みのような表情が好きだったが、この十一面観音菩薩は、立ち姿のシルエットが素晴らしい。もちろん、この仏像の他も素晴らしいものばかりだった。展示も意識的に、仏像を立体として鑑賞できるよう工夫されている。仏像の後ろ姿も鑑賞できるよう配慮されている。光の当て方も工夫されている。それぞれのシルエットはジョージ・ルーカスの「スター・ウォーズ」の世界を連想してしまった。貴重な仏像が一同に集められ、鑑賞できて1500円なんてとまたまたケチな計算をするクアトロの父でした。
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