朝、テレビでニュースを見ていると大堀川に鮭が遡上していたという。利根川に放流した鮭が手賀沼を経て大堀川を上ったのではないかという。
この手賀沼は2年くらい前まで、全国ワースト1の汚さを誇る沼だった。柏市・我孫子市・当時の沼南町の努力でやっとこのワースト・リストからはずれた。実際は、官の努力より地域住民による民間の努力の賜だったと思う。今もボランティアの活動で沼の浄化運動がなされている。いずれにしても、鮭が迷い込める水質になったのだからとても喜ばしい。
今年は、手賀沼を使ってトライアスロンも行ったというのだから、かなりきれいになったのだろう。しかし、参加した人によると、先頭を泳いでいた人は良いが、後ろの方を泳いでいた人は、ヘドロが舞い上がってきて苦しい思いをしたらしい。
鮭も、これに懲りずに毎年帰ってきてほしいものだ。鮭の鼻はかなり発達していて、そのために生まれた場所が解って帰ってくるという説もあるそうだ。鮭を鼻曲がりとも呼ぶその顔立ちは犬のようにも見え、英語では「ドック・フィッシュ」とも云うとか。
クアトロでは、「秋鮭とイクラ」が好評だったが、次は「鮭の石狩風」でもと思っていた。それでは、「鮭の手賀沼風」とか「鮭の大堀川風」とかはいかがでしょう。ちょっと先走りですが、そんなメニューがいずれ出せることを祈っております。
(シェルさんのご要望に応えて)
※本日のクアトロの黒板メニュー
勝山産スズキ、鹿児島産本カワハギ、富津産マコガレイ、青森産メバル
※本日のおすすめパスタ
ウニとカブのリングィネ\1,500