オマール海老をたっぷりホワイトソースで合える。
これを板状のパスタで巻く。
さらに、ホワイトソースで包んで焼く。
クアトロの2013年バージョンのカネロニ・グラタンの完成だ。
熱々のこのグラタンをホフホフ云いながら食べると、オマール海老の味わいが口の中にリッチに広がる。
その余韻をよく冷えた白ワインで洗い流す。
この時の白ワインは、クアトロの父のおすすめのリースリングが良い。
濃厚な果実味がホワイトソースに実に良く合う。
そして、また一口マカロニ・グラタンを食べる。
白ワインを飲む。
寒さも忘れる至福のメニューだ。
「オマール海老のカネロニ・グラタン」¥1000で販売開始。
クアトロの父おすすめのリースリング「エロイカ」もグラス¥800で販売開始。
失敗をして、上司などに怒られると、
「どうもすみません」
「二度としません」
などと、すぐに謝る人と、
「いえ、それはですね」
などと、弁解をする人がいる。
前者などは、心がけがよさそうだが、そうとも限らない。
とにかく、ここは謝っておいてその場をしのごうと云う姿勢も見える。
かえって弁解をする人の方が誠意があるのかもしれない。
クアトロの父などは、お客様にすぐに謝る。
「魚のカルパッチョありますか」
「どうもすみません、ありません」
「二度としません」
これでは、いけない。
「まだ魚市場にクアトロの目利きにかなう魚が少なくて申し訳ありません」
と、丁重に弁解しつつ、魚市場に責任転嫁するべきだろう。
それでも、実は鮭児が入荷しているクアトロ。
「鮭児って、あの幻の鮭と云われる一万匹に一匹と云われるものですか」
「どうもすみません、その通りです」
「二度としません」
またも、謝ってしまうクアトロの父だ。
開店鮨“すしざんまい”が、初競りで大間の本マグロを1.5億円で落札して話題になっている。
テレビのワイドショーでも、大きく取り上げられ、「食べたいですね」などと云うコメントはとても良い広告だろう。
このくらいテレビに出れば、安い広告料なのだろうか。
豊四季の“うにざんまい”こと、クアトロも負けじと、「特上ウニのぺペロンチーニ」用の特上ウニをウニのスペシャリスト・クアトロのシェフが市場で毎朝仕入れている。
このパスタは仕入れ価格に関係なく、1800円での販売。
昨年末からこのパスタの販売をすでに広告しているクアトロだ。
特上ウニは、ミョウバンを使わない無添加のバフンウニ。
高級鮨店でも、なかなかお目にかかれない品物だ。
ウニに臭みがなく、旨味が濃縮されていて甘みも感じる。
「これは、ぜひ食べたいですね」
せめて、クアトロのブログで宣伝するクアトロの父だ。
1月中販売予定である。