魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

ニューよこはま探索-ロンコノーレ

2023年01月16日 | ワイン 2023

長崎市油屋町にある「ニューよこはま」。

 

まだ未食のメニューにトライしたいのでやって来ました。

 

 

今回はマーボーラーメン 850円。

麻婆は辛く出来るということで、辛めでお願いしました。

ラーメンは基本で優しい醤油味の安定した美味しさ。

 

麻婆ですが、麻婆丼になっています。(写真ではお皿に見える?)

ラーメンも合わせるとかなりの量になってしまい・・・入らない!

ラーメンと麻婆の部分は食べましたが、ごはんを少し食べ切れませんでした。

根性出せば食べられたかもしれませんが、後から具合が悪くなりたくなかったので悪いけど

少し残してしまいました。

 

さらに晩ごはんがあまり入らないくらいの腹持ち。(汗)

私にすればかなりの量です。大変でした。

 

 

 

今夜の試飲はこれ。

 

NV ロンコ・ノーレ

(伊、フリウリ州、メルロ種メイン、赤、2千円程度)

NV(ノンヴィンテージ)と書いてますが、多分2020です。

 

香りは甘やかな花やお菓子がまず来ます。プラム、ブラックチェリー、カシスなどのフルーツ、

アメリカンオークっぽいバニラなどを感じます。

 

味わいはあふれんばかりにフルーツの充実、ソフトなアタック、モワモワとした甘いニュアンス、

調べてみるとやはりアメリカンオーク使用、タンニンは軽そうですがそこそこ。

酸味はしっかりあってダレません。すごく愛想が良いので多くの方に親しんでもらえる

味わいだと思います。ジンファンデル種が好きな方にはピッタリいけるでしょう。

 

輸入元の資料ではメルロー 50%/レフォスコ 25%/カベルネ・ソーヴィニヨン&フラン 25%という

セパージュでした。明るく甘い果実味が魅力です。

 

V・ファーレン長崎の決起集会の動画をYoutubeで見て、ワクワクしております。

 

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いよいよ値上げ-マドゥバニ-レアChar

2023年01月13日 | ワイン 2023

かれこれ10年以上通っている「マドゥバニ」へ。

実は今年から全アイテムが100円の値上げ。

 

これは悲しい・・・。

 

しかしどことなく盛りが良かった。

値上げを気の毒に思った店主が、どことなく増やした結果が読み取れました。

多分そうしないと世の中の潮流について行けないんだろうなと思います。

どの業界も悲しいけれど避けられない流れ。

 

 

さて、まぜまぜしましょう。

これいつも載せていますが、「ちゃんとまぜまぜ」しないと美味しくないのです。

それありきのスパイスカレーなので、ちょびっとチキンを齧ってライスを食べる・・・とか

それ違うんです。複雑なスパイスの絡みを出すには「まぜまぜが絶対必要」なのです。

こうしてからいただきま~す。

ライタ(ヨーグルト)に関しては少しずつ混ぜても良い。ここ意外と大事。

 

もちろん他にはない圧倒的な味わいなので、元V・ファーレン長崎のある選手は

中毒になって足繫く通っていたりしました。きっと彼はこのカレー食べたさにV・ファーレンに

復帰したいはず・・・なんて思いながら美味しくいただきました。

 

 

今夜の試飲はこれ。

新ヴィンテージが入荷。

2021 レア・ヴィンヤーズ シャルドネ

(仏、Pays de ’Oc、シャルドネ種、白、千円程度)

 

実はフランスの2021年ものは未飲ですが、少し恐怖心があって、というのも出来が悪くて

例年の3割程度、それ以下くらいしか収穫がないので、質に関しても不安でしょうがありません。

 

さて、このシャルドネですが、香りはレモンや青い柑橘、さわやかなフルーツに青草、

生アーモンド、バニラなど、ちゃんとお手本的香りがします。

 

味わいはやや軽やかで、さわやか。すっきりドライで不満はありません。ちゃんと

出来ているのがわかります。これは端正で美味しいです。

オークのかかり方もやや穏やかになっています。

熟成能力は・・・この価格のワインは関係ありませんので現在が美味しく飲めれば全く問題なしです。

価格が上がってもこれはこれでアリだと思わせてくれます。(今のところ大丈夫だと思う)

 

 

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ルチェンテ-リンガーハット

2023年01月07日 | ワイン 2023

今夜の試飲はこれ。

新年なので少し豪華に。

 

2020 ルチェンテ(フレスコバルディ&ロバート・モンダヴィ)

(伊、メルロ&サンジョヴェーゼ種、赤、4千円台半ば程度)

 

USAのロバート・モンダヴィ&イタリアのフレスコバルディのジョイントワイン「ルーチェ」

の2ndワインです。本ラベルは2万円近くします。

市場には2018や2019年ばかりだと思いますが、今日は新ヴィンテージ。

 

香りはプラムやブラックベリー、ブルーベリーなどのフルーツに黒糖、砂糖菓子、

赤い花、ドライフルーツ、僅かに出汁、鉄分など。

 

味わいは濃くジューシーで、酸味が効いてシャープさがどこかあり、滑らかで

とても整っています。フィニッシュもきれいに漂います。

サンジョヴェーゼ種からの酸味としっかりしたタンニン、メルロ種からの豊満さジューシーさ

が合わさっているイメージでしょうか。

 

うちの奥さんがひと口飲んで「これは美味しい~♪」と言っておりました。

これからほぐれてくるともっと優しくエレガントに熟成することでしょう。

now~10年後程度なら形は変われど美味しいはずです。5千円以内での貴重な戦力に

なってくれるかもしれません。

 

 

リンガーハット出島店へ。

 

滅多に食べない、ノーマルの長崎ちゃんぽんを。

いつも何か違うメニューなのだけど今回は基本を。

 

実は・・・

割引券の福袋を買ってしまったのでせっせと食べることにしました。

これ他にもいろいろとおまけが付いてお得なんです。

濵かつ(浜勝)の福袋も買っているのでこちらも楽しみ。もちろん昔から応援しています。

今度は株主優待目当てに株も買おうかなあ。(笑)

 

 

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年の初めはポマールで

2023年01月05日 | ワイン 2023

長崎市中町の「マドゥバニ」へ。

実は来店したのは12/31の大晦日。

その前にも何度か来たけど行列で諦めました。

2023年から値上げなので最後に食べておこうと。

 

久々のチキンコルマ2 800円。

もうすでに900円になってしまっています。

ここのところ定食(もうひとつのメニュー)ばかり食べていたのでちょっと新鮮。

 

 

今夜の試飲はこれ。

 

2018 ポマール V.V(ニューマン)

(仏、ブルゴーニュ地区、ピノ・ノワール種、赤、5千円台)

 

V.Vとは古樹から造られたことを意味します。年代の定義はありません。勝手に名乗りますが、

少なくとも30~40年以上くらいだと想像されてください。中には100年を超えるものもあるようです。

有名村名ワインでこの価格はお手軽な方でしょう。

 

香りは開けたてからワクワクします。カシス、プラム、ブラックチェリーなどのフルーツに

焼き菓子、ミネラル、香草なども。

 

味わいは2018年らしく厚みのある果実味は充実感があり、まだまだ若い。

穏やかだけど酸味も良いし、タンニンが意外とあってある程度、10年くらいは熟成しそうです。

アフターも甘やかな風味とエキス分が伸びていきます。

 

やはりちゃんとしたブルゴーニュは美味しいなあ~♪

今年のスタートがこのワインで良かったぁ。

 

ちなみにポマールは有名な村の名前です。ポマールワイン会もやりたくなってきました。

日本では知名度が低めですが、欧米ではシャンボール・ミュジニーやジュヴレ・シャンベルタン

以上に検索数が多く人気も高いようです。

 

 

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芸能人格付けチェックについて

2023年01月05日 | ワイン 2023

お正月恒例のTV番組「格付けチェック」。

いつもワインがお題なのでその部分だけは見るようにしています。

 

今年は100万円ワインは「1994 Ch.ペトリュス」でした。

Gacktさんはもちろん正解。

むしろもっと先を行って、銘柄まで口にされていました。

すごいですよね。

実はこれにはちょっとコツがあったりします。

 

少しだけおはなししましょう。

まず出題されるのはボルドーワインが圧倒的に多い。

お正月ですので有名銘柄ワインが求められるわけです。

ブルゴーニュだと知名度的にも予算的にも難しくなります。

 

今回はノーヒントでホテルやレストランなら100万円ということだけです。

そうなると市場価格でその半分程度が上限でしょう。

有名なメドックの5大シャトー(ラフィットとかラトゥールとか)のだと100万円になるには

古いヴィンテージものしかありえません。若い5大シャトーは10~20万以内程度で買えます。

だから100万円ワインにはなり得ないのです。(1982、1961、1945年などならなりえる)

 

今回のワインは色を見て味見して、そこまで古くないワインとすぐわかるので、そうなると

メルロ種主体のペトリュスかルパンと推測できます。その価格のワイン、50万円近いワイン

となるとこれしかないのです。(メルロはシュヴァルブラン1947という手もあるがもう100万じゃ無理かも)

選択肢は無数のワインからではなく、意外と少なめであることが推測できるでしょう。

 

もちろん彼のこと、素晴らしい感性の上に、さんざん今までの出演経験からコツは掴んで

いらっしゃると思います。研究もされていることでしょう。

そんなわけで今回の当てられたポイントについてちょっとだけおはなししてみました。

また来年も楽しみにしましょう。

なお出題、出演された野口ソムリエールは長崎出身の方です。

 

 

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